B767-300 6機、 B767-200 1機
長年JAL、ANA、JASの三社体制だった日本の航空会社は諸外国に遅れること規制緩和が行われ新規航空会社が誕生。1998年に第一社目であるスカイマークエアラインズ(当時社名)が就航した。
私はスカイマークエアラインズ一般募集、社員第一号で入社し事業認可申請、ボーイング767-300の1、2号機の導入に係わった。
この頃から登録記号の希望番号制となり、JA767A、JA767BからはじまりJA767Fまで順に導入されA~Cまでは新造機だったが、世界的にボーイング767は不足気味でDは沖縄の新規航空会社で完成はしたが就航できなかったレキオス航空の機材を導入。
Eは元ロイヤルブルネイ航空で使用されていた機材。Fはアシアナ航空が使用していた機材となっている。
またANAから路線移管を受けた羽田~徳島、青森線用に2003年4月よりスカイマークでは唯一の200型がリース導入され2004年7月までの短期間使用された。
Airbus A330-300
日本のエアラインでは初めてのエアバスA330-300型機で2014年に導入。機内はシートピッチを広くした上級クラスにして羽田~福岡、新千歳などの幹線に投入。客室乗務員もミニスカートで話題になったが、運航開始直後に経営破綻に陥り、リストラを進めるため短命で消えてしまった機材。
8機発注したものの実際に日本に到着し運航されたのは5機。登録記号はJA330A,B(Cは別の会社のヘリコプターで使用済)D、E、Fとなっていた。なお5号機JA330Fが日本にいたのは4か月と短命。ほかの機体も一年程度とレアな機体となってしまった。
なお全機新造機のため、これら5機は別のエアラインで活躍することになった。
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