Boeing747-200
日本貨物航空(NCA)は1978年にNYKやANAなどによって設立されたが、事業認可がなかなか降りず初号機であるB747-200F(JA8167)を受領したのが1984年と難産の船出であった。
当初はANAの発注という枠であったため、ボーイング社が各社に割り当てるカスタマーコードはANAの「81」が使用され、正式型式はB747-281Fとなっている。
初就航は1985年で、JA8168, JA8172, JA8188と徐々に機材を増やしていったほか、ANAから転籍したJA8158(元国内線旅客型で窓あり)、ブリティッシュエアウェイズから来たJA8192などがあり、この当時新造機で機体を手に入れるのは時間がかかりすぎたため、需要増に対応するために中古機も導入。2011年に全機退役してB747-400へバトンを渡すまで11機が活躍した。
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