SKYNET ASIA

Boeing737-400

 1997年に設立。宮崎を拠点とした航空会社として当初は宮崎空港そばに本社を置き2002年に就航開始。当時は航空会社の本社なのに事務所に入るのに靴を脱いでスリッパを履くというローカルなスタイルであった。

 デザインはスカイマークの初代デザインを行った小関資朗氏で、カラフルでトロピカルなペイントが特徴。

 総勢12機のB737-400を使用したが、初代はJA737A,B号機でベルギーのシティバードで使用されていたものを、シアトルで改修しフェリーフライトに同乗撮影を行った。

 第二陣のJA737C, Dはインドのジェットエアウェイズからのリース機で、状態は悪くスカイネットアジア航空が部品を変えてキレイにして返却したようなもの、この2機は当初ペイントが間に合わずホワイトボディにロゴのみでデビューした。

 5号機のJA737Eはマレブハンガリー航空の中古機で、羽田から宮崎、熊本、長崎と就航先を増やしてゆくが経営悪化により産業再生機構に支援を求め、ANAの支援が入る。

 6号機JA737Fは元台湾政府専用機でアシアナ航空で使用されたのちに同社へ。

 7/8号機JA737V/737Wは元ガルーダ・インドネシア航空、そして2009年に来たJA737Gは数社を点々としインドのジェットライトからやってきた。

 ANAの支援が入ってからは、エアーニッポンで使用されていた2機のB737-400、(JA391K,392K)が投入されたが、それでも機材が不足していたため、元ガルーダ・インドネシア航空から来たJA734Hを2010年に導入。

 機体番号もバラバラ、出身もバラバラな機体が飛んでいたが2011年にソラシドエアへと社名変更。B737-800へと機材更新され2015年には全機リース元へと返却された。


※画像および文章の無断転用をお控えください(コンテンツ保護対策済)

Spotting