機体開発が遅れると多大な影響が

今回の撮影旅でシアトルにもよりB777Xのテストフライトも撮影した

そこで考えたのだが、2019年に初飛行しているが B737MAX問題(ネットフリックスの地に落ちた信頼 ボーイング737MAX墜落事故)

でもよく分かるが、アメリカ連邦航空局がボーイングに対して737MAXが墜落して、それも変更したシステムを

エアラインにちゃんと伝えておらず、審査を通したとして航空局も審査を厳しくしている。

なのでB777Xを次世代機にセレクトしたANAは、なんとか現行B777を使い続け、見切りをつけA350を発注したJALは

A350を次々、国内幹線、国際ビジネス路線に投入、差が開いている。

日本のMRJのときもそうで、開発ができずに影響を受けたエアラインもある

 

こういう機体の開発遅延はリース会社やさまざまなエアラインにも影響があり、

ここからは推測だが、キャセイパシフィック航空はA350がデリバリーされ、B777を退役

しかしB777Xをオーダーしたが来ないカタール航空はキャセイパシフィックの中古B777を手に入れ運航

ニュージーランド航空はB777の代わりはB787にしたが、B787もデリバリーが遅れているので、こちらもキャセイパシフィックのB777をリースだと思うが導入

成田に来ないかなと思っていたが、私の知る限り来ていないがLAXで捕獲できた

白エアニュージーランド

元はこれ

キャセイパシフィックの機体番号B-KPJ

こういう流れを見ると、機体不足や開発の影響を感じることができる。

これもスポッターの醍醐味

ちゃんと聴いていないとダメ

昨日の失敗 別に仕事じゃないので気合も入っていなかったのだが

日曜日の夕方は確か週一便のエジプト航空が到着する

時刻は18:30頃、つまり陽が長いこの時期じゃないと撮りづらい、機体番号をチェックすると撮っていないレジ

ついでに夕刻到着のLOTポーランド航空も撮っていないレジなので出動

場所はB滑走路、18時過ぎ

エジプトもB滑走路に毎回来るので気を抜いていたら、隣で撮っていた方が

「エジプトAかも・・・」と言い始めた

すでに霞ヶ浦から稲敷に旋回中、高度をチェックすると4000ft

A滑走路だ!もう間に合わない・・・・

という事で失敗というか撮れないで終了

経験ではB滑走路に来ると思ったけど

ちゃんとエアバンドを聴いていないといけないという事でした。

なので、こういう事もあるので、エアバンド講座でも近々やろうかな

「撮影のための航空無線講座」

一応「航空無線通信士」の資格もあるのでレクチャーできます。

時差との戦い JA604Aの話

昨日は朝3時起床、本日は朝5時起床という時差ボケ生活を送っている。

まあ西行き(アメリカから日本戻り)の方が時差がましだが、

最近歳を重ねるにつれ、現地で時差ボケが治りづらくなってしまっている。

もう寝るのが怖いぜ、AM2時とかに起きちゃうし、すると睡眠不足だから昼間撮影する気力が下がるし、

困ったものである。

本日も成田地方天気が良いので朝6時から犬の散歩に行き、その後撮影に行き、また夕刻撮影するつもりである

あとは画像処理

いろいろ撮れたもので、おもしろそうなSHIPをアップしていくつもり

まずは機体番号N390CM ABX AIRの運航だが、DHL塗り B767-300

型式を調べると 767-381ERBDSF

767-381 ERはエクステンディットレンジつまり燃料タンクが大きい長距離タイプ

BDSF ボーイングの貨物機改造だとBCF、BDSFはイスラエル・エアクラフト・インダストリー社が改造するとBDSF

なので元旅客型、そんで381の最初の3は300型だから良いとして、81にピンと来た人はビョーキです。

81はボーイング社カスタマーコードで、(最近は使わなくなった)81はANAである。

なのでレジを調べると、元JA604A

見たことある人いるでしょ、2002年から2021年までANAで活躍、そんで売却され

貨物機改造して飛んでいる。

ね、レジをチェックするっておもしろいでしょ。

デルタ航空プレミアムセレクト

昨日までアメリカ撮影旅であった。

今回行きはデルタ航空のプレミアムセレクトという、プレミアムエコノミーの上、ビジネスクラスの下は乗ったことがなかったので

体験

家を出るころにアプリで乗る飛行機がどこを飛んでいるかチェックすると

うんうん、HNDへ向けて順調に飛行中じゃんね

そんで預けた荷物が機体に積まれたかも連絡がくる。

なかなか進んでいるな~、ただし国内線で他の便(チェックインが早くて前の便に搭載することもある)に載せられた場合は来なかった

まあ、こういうシステムは日本より進んでいる。

やはりいろんなエアラインに乗ると勉強になるし、おもしろい

ラウンジは使えないけど、シアトルまで9時間台のフライトタイムならシートピッチもまあまああるし

シャンパンも美味だし

食事もビジネスクラスレベルでいいし

プレミアムセレクト、ありかもしれない。

富士山静岡空港フォトコンテスト2026カレンダー

https://www.mtfuji-shizuokaairport.jp/news/calender-2026-3776/

富士山静岡空港フォトコンテスト2026カレンダー

今年も審査員をさせていただきます。ぜひご応募お待ちしております。

 

詳しくは上記のWEBで、

たまにCANON EOS学園航空フォトコンテスト講座もやるので、ぜひそちらもお越しください。

コツが分かるし、いい写真が必ずしも入るわけじゃないし、欲しい写真があるわけよ

B717プロダクションリスト制作

DC9/MD80シリーズのデータ化をしていて、ついでにボーイング717(ダグラスの同じシリーズでダグラスが開発していたが

ボーイングに吸収合併したのでボーイング717で売り出した機体)を製造番号でチェックして何機撮影しているかのリストを制作してみることにした

仕事ではなくスポッターにとっての完全な趣味

ちなみにボーイング717の製造機数はわずか156機、日本では採用されず、定期便も来ていなかったレア機でもある。

デルタ航空でさんざん撮ったので、けっこう集まっているはずと思いながらExcelを作成

スペインのVOLOTEAのB717とか

今は亡きワンワールドメンバーのメヒカーナのB717新塗装(けっこうレア)しかも空撮

こんな写真とかをチェックしながらデータ化すると

撮影していたのは86% うーん!90%は行きたかったが、トルクメニスタン航空にデリバリーされたB717なんか

どこで撮れんの???みたいな機材もあり

撮りやすいのはハワイアン、デルタ、カンタスリンクなどで、DELTAなんか最後に中古機を買いまくり保有機数は

104機、156機中の104機とすごいが、部品取りで中古機を買ったものの中には飛ばないヤツもあるので、104機をそのままカウントして

良いのかは疑問

まあ日本に来ていない機種で86%撮っていれば上出来としなければならないのかもしれない

そしてDELTAでは今も60機以上が現役で飛んでいるので、確率は低いが撮っていない機体が撮れるかもしれない。

番号集めの自己満足、なかなかおもしろいよ

金じゃ買えないし((笑)

フィルム時代の解像度

デジタルカメラが出たころは、ようやくフィルムの解像度になった とか

フィルムだとだいたい700万画素程度だとかいろんな事を言われていたが、

今の時点で昭和のテレビ映像を見るとめちゃくちゃ荒い

それと同時になかなか見る機会がないが、昔のポスターを見ると、めちゃくちゃ荒い

遠目で見ないとダメ

それはポジフィルムを見ると痛感するが

1993年ロサンゼルスで撮影(現地に住んでいたころ)アメリカン航空に300機以上いるMD80

これを番号をチェックして撮影(フライトレーダーは当時ない)さらにはオートフォーカスもないので

ピントも露出も当然マニュアル

そんで、機体番号をチェックすると、今と比べて画質がめちゃくちゃ荒いので、ド順光であればキレイに機体番号が見えるけど

こんな感じの斜光だと N76200 がなんとか見える程度

これはPhotoshopでシャープを上げても多少ましになる程度

そう考えると、今の画質ってすごいよな

昔は6X7とか645などの中盤カメラ(フィルムが大きい)をポスター撮りだと20年前くらいまでは使用していた。

35mmのカメラ(当時のふつうのフィルムカメラ)だとシャープな絵になることあるけど。

今と比べるとシャープではない

こんなド順光だと、ある程度は(今と比べたらダメ)シャープに見える。

アメリカン航空 ドア前下の「スーパー80」のロゴも見える。

レジから見る元のエアライン

ダグラスDC9/MD80シリーズのフィルム写真デジタル化の話

 

今でも例えばPeach機のA320の登録記号で下二けたがVAになっていれば「元バニラエア機」

と言う事が分かる。

日本の場合JAという登録記号をつけたら基本的に(一部例外あり)は会社が変わっても機体番号の変更はできない

だがアメリカはできるし、以前の機体番号を使いまわすこともできるのでややこしいが

吸収合併した会社の機体番号をそのまま使用しているケースもあり

1995年ミネアポリス・セントポール空港で撮影したノースウエスト航空MD82

機体番号N307RC 末尾のRCはリバプリック・エアラインズで1986年にノースウエストに買収された機材

1986年だと私の年ではリパブリック航空現役時代は撮れなかったが、その名残が感じられるのが良い

ちなみにリパブリック航空は現在同じ社名で新組織でコミューターエアラインとして、各社の下請けで飛んでいるが

名前が同じだけで完全な別会社

 

続いてこちら、1997年ロサンゼルス空港で撮影したコンチネンタル航空MD82 機体番号N809NY

末尾がNYなので、コンチネンタル航空が吸収したニューヨークエア機のはずだが、経歴をチェックしても前後の機体は

ニューヨークエア所属だがこの機体はコンチネンタル、

なので、吸収合併が決まりニューヨークエアに引き渡されることなくコンチネンタルになったと思われる。

私がコンチネンタルに勤務していた時代にヒューストンの本社に行くと、吸収合併した会社のスタッフは

デスクに以前のエアラインのモデルプレーンを飾ったりしていて、良い意味でプライドを持っていた。

ニューヨークエアは1987年にコンチネンタルに合併したので、塗装変更途中のハイブリッド機などは撮った記憶がある。

こうして見るとアメリカはデレギュレーション(規制緩和)により多数のエアラインが誕生

事故も起こったけど、そのうち吸収合併されメガキャリアへ、しかし今でも新しいエアラインが誕生できる土壌があり

名門PANAMがつぶれるなど、自由競争もあり、上のコンチネンタルやノースウエスト航空など、グループ保有機を入れると

1000機以上という会社も社名が消えるなんてこともある。

 

 

89年 ホノルルDC9-51

DC9/MD80シリーズ ポジフィルムスキャン中

1989年3月撮影 ホノルル空港にて ハワイアン航空N672MC DC9-51型 元スイス航空機

DC-9はボディをストレッチしまくったので、10型や30、40、50、さらにはスーパー80などいろいろあり

上のDC9-51はMD80とよく見ないと見分けがつかないくらい

DC9は全長31mが最後には45mにまで伸びた、14mというと大したことなさそうだが、外観を見れば別の飛行機である。

この機体の背景にはYS11が5-6機見える。

MID PACIFIC航空の機体で、アメリカでもYS-11が飛んでいたことが分かる。

Mid Pacific は1981年よりハワイベースで運航、しかし競争に負けて1988年にハワイから撤退、その翌年に撮影したもの

一枚の写真からいろいろ当時の航空事情が見えて面白い。

第三滑走路 移転エリア

現在成田空港の外国人利用率はざっくり8割

日本の観光収入は現在かなり大きく、それを支えているのが成田空港だとも言える

そんでキャパシティーオーバーなので第三滑走路が必要

当然移転される方もおられ、その付近を通ると工事が進んでいるのを実感するのと、

移転する方も多く見られ

道路わきには、もしかしたら現在の34Rの到着機に見えるようにか

露骨な反対運動ではないが、環境活動メッセージが描かれているところも

ECO,脱炭素など重要だが、観光立国にしたし、それで食べている人も多く、

さまざまな立場の方がおられるが、第三滑走路付近、記録としても撮影しておこうと思っている。