大雪新千歳DAY2

これが晴れ予報ですが、それが何か・・・

お、この機体は・・・インチョンから来て新千歳で給油してアンカレッジへ。となると、砂漠行きかな・・・どこの機体か見れば皆さんならわかるでしょう

鶴(そうだと願いたい)と鶴丸。スーパーショットだが、空港に鳥がいるとよろしくないので、完全ボツ写真。

 なお隣のプロカメラマンも撮影していたので、100%同じSHOTがどこかで出る可能性もあり。

しかし、鳥専門カメラマンは鳥200種類は見分けられると言っていて、「似たような鳥で分かるな」すごく感心したが、向こうに言わせりゃ、B767とB777を見分けられる我々の方が変態だろう。

そんでコレ(上)は鶴ですかね?寝台特急「はくつる」「ゆうづる」のマークにそっくりだから、鶴という知識しかない・・・

南風の午後はターミナルビルから

いや~行けて良かった~、金曜日の気温は12℃予報、ライブカメラで見たら雪けっこうとけていたぜ。

大雪の新千歳

大雪がふったので、何とか現地入り、

だいたいさ、耐寒装備に慣れていない。何を着て行けば良いのか分からない。毎回ミスするのは靴で、長靴を持っておらず、雪深いところに無理に行き、靴の中に雪が入りこみ、靴の中が素敵なことになるわけよ・・・

今回は対策をして出動、しかし、手袋をとりあえず突っ込んできたら、なぜ両方左なんだ・・・! 多少はハードな素材だから無理に右に使えない、しまったぜ!

現地の方がスタックするくらいの雪、なので徒歩で脚立をかかえて現場へ

うーん、樽前山も見えてコンディションGOOD

便は朝だけ少し忙しく、昼時間は暇、

下:ようやく除雪していただき一安心 車待機ができるぜ

RWYはブラックトップだが、周辺は雪多し。GOODコンディションです。

しかしあれだけ来ていたLCCがろくに来ない、今回JETSTARはろくに見なかったくらい減便中。

コンディションが良くてもヒコーキが来ないとね~

大雪予報につき

クライアント様から入電

「あのー緊急事態宣言中なので、行ってほしいとは言いづらいのですが、明日新千歳が大雪予報なので・・・」

ずっと天気待ち、いや雪待ちをしていたが、ようやく降雪、しかも量が多い

しかし大雪だとヒコーキが飛ばない、何とか現地入りできても撮影ポイントまでたどり着かない、という問題もあり、ほどほどの雪が望ましいが、そんな希望通りにはならない

水曜、木曜と別スケジュールが入っていたものの、先方様に平身低頭、予定を調整いただきCTSへ

なお火曜のCTS行きは NRTから朝昼は大雪で欠航、読みが当たり夕刻の搭乗機はオンタイムでCTS着だが、スポットが雪で入れず誘導路よりトーイング

レンタカー屋さんは雪で停電、ヤバイ時に来たな~、想定よりも雪深いぜ

下:レンタカー屋さんにて、高感度撮影 停電NOW

「あのー事務所真っ暗だし何も手続きできないので、このまま乗って行ってください」って、俺、車泥棒みたいじゃん・・・

まあ、いつもお世話になっているレンタカー屋さんなので、良いのと、状況が状況だけに仕方ない

レンタカー屋さんから千歳市内に行く間に、数台雪に突っ込んでいる。

地元の人がこうなら、雪慣れしていないこちらはもっと危険。慎重に慎重に、

飛行機操縦するより緊張するぜ

翌日の撮影はいかに・・・

雪レフPEACH


圧倒的なストック量

Canonの仕事で組んだ鳥写真のプロカメラマン 戸塚先生とのやり取り、

「鳥の写真家になりたいのですが」と弟子志望が来るそうだが、「鳥じゃ喰えねえよ、いや動物全般喰えねえよ、だって僕なんか40代までラーメン屋でバイトしてたんだよ」

と厳しい世界、ただし、戸塚先生はストック写真があるので、新規撮影+ストックで食えているそうな。そういう点では私と同じだが、やはり圧倒的なストック量がないとダメだそうな。

航空カメラマンもストック写真なんかやらない、撮った写真は納品して終わり、整理整頓ゼロ、以前の写真は探せません、探す気もありませんという、過去のことはこだわらないという男気ポリシー?の先輩もいるので、人それぞれ。

しかし、そんな事を知らない編集者は、そういう人に「写真の管理、整理の仕方のインタビュー記事にする」なんてこともあり、内情を知る人からは

「一番聞いちゃいけない人だよな」笑 なんてこともある。

まあコロナ前までは、航空写真家は若者のあこがれの職業でなければいけない、というポリシーでいたが、コロナ禍になり、ポリシー変更しております。

航空写真で食うのはこの先キツイでしょう。俺が20代ならやらないぜ(笑)

相変わらず、ストックを増やすためにポジフィルムをデータ化、アメリカンのA300

90年代までの常識としては、エアバス機は複合材料だからアメリカン航空のギラギラ ベアメタルにはできないというのが定説

ライトグレーでしょ

が、しかし技術の進歩によりベアメタルができるようになり末期はギラギラ塗装に

コンチネンタル航空時代に2-3か月には一度、出張で行っていたニュージャージー州ニューアーク空港より、背景はマンハッタンのツインタワー、(2001年同時多発テロで焼失)

今じゃ撮れない写真でしょ。データ化しないとね。

カメラ評価が分かれるが

先日のカメラショーCP+で、いろんなジャンルのカメラマンと情報交換ができたが、おもしろいのが、各自カメラの評価が違うこと、(まあ分野やミッションが違うから当然と言えば当然)

私がわりとお気に入りで不満を感じない機材も、別のカメラマンは「クソカメラ」呼ばわりするし、

私が「このカメラ、信頼できないからとてもじゃないけど、現場投入は無理」という機材でも、「いや~俺そんなミッションないから、問題ないよ」と状況が違うので別意見もあり

例えばジェットヘリ2機飛ばしての 高額バブリー空撮ミッションなんて、「たまに電源落ちるとかエラー表示が出るけど、すげえ高性能なんだよ」という機材は使えないじゃん。

大雨の中、大統領が機体から降りてくるところを傘なしで撮れとか、そういうミッションならどの機材 とかそういう判断をするが、それはフツーの人には役に立たないこともある

まあ、情報交換するとプロカメラマンでも「これが良い」が言っておきながら、いきなり別メーカーを押すとか(「生活かかってんだから仕方ない」という人もいるのでなんとも言えないが)、もしくは、なんでもかんでも「良い」しか言わない人もいる、ほかにも「メーカーの犬」と言われる人もいてさまざまなのも、面白い

まあ、私も立場的に難しいこともあるし、カメラは重さ、使う人の知識と経験、各自のセッティングにもよるので、初心者にすげー良い機材は進められないし、一概に良い、悪いを人に勧めるのは難しいのであります。

もし気になる機材があり アドバイスが欲しい方はこそっと聞きに来てください。

写真はポジスキャンのB777たち

Jubileeですよ!SQのB777の愛称ね

773を入れたころも、今の787のように特別塗装機もあり

このマレーシア航空の塗り、かっこよかったんだよな

しかしペイント細かいわ~手が込んでいる。当時ステッカーあったのかな?

猫の手も借りたいときも

基本的にコロナ禍になり、仕事は余裕があるが、毎週のように写真オーダーが来るので、写真探し、

中には機体番号指定のものもあり、こんな中から探す(画面キャプチャ)

これエミレーツのB777、1機に対して1-2枚撮影なので、膨大にある。200機は撮影している。その中から1機を見つけるのは一苦労

下の写真、同じに見えるけどレジ(登録記号)が違うのだ、

かなり写真は整理整頓している方だが、もっときちんとしないといけない。

同時にポジスキャンも行いストックを増やす

現在はエアバスA300ね

この間、鳥撮影のプロカメラマンとCanonでご一緒させていただきましたが、やはりストックが命、だけど鳥は絶滅危惧種以外はいなくならないので、いいのが撮れると古いのはいらないそうな

それに比べて飛行機は古いのは撮れないから、ストック写真が仕事になる

1990年前後のパリ・オルリー空港で撮影

なお、ウチのニャンコは猫の手も借りたいときも、助けてくれません。せっかく捨てられていた死にそうな子猫を拾って助けたのに、恩は返してくれないのであります(笑)

色は実車を見ないと

先日アストンマーティンを売却したので、書類を渡しにいつもの車屋さん、シーザートレーディングへ

「新しいアストン入ったよ、見て来いよ」と元コミューターパイロットであり、ビジネスの先輩である社長が言うので見ると

いや~、アストンはボンドカー(007)だから、ガンメタリックか、黒(以前の私のアストンも黒)以外ないわ~ と思っていたら

パールホワイトのVANQUISH S 超絶オシャレです。

パソコンやスマホの画面では色表現できません。

ピアース・ブロスナンが乗る「ダイ・アナザーデイ」でミサイル満載、光学迷彩、スパイクタイヤなどスペシャル・ガジェット満載で、これに乗ればあなたも「世界を救うぜ」という気分になることまちがいなし

その横には1960年代のCORVETTE 4速マニュアル、コンバーチブル

ナッソーブルーか、ブライトアクア・メタリックか そんな色味

これも実物を見ないと色味は伝わらない

アメリカでフルレストアのバリもの 内装もドキレイ

俺より年上だけど、元気そう。ブレーキは現代のものに換装済なので安心して乗れる。ウチのコルベットが1998年型だけど、さらに30年古いぜ。買い替えたくなるな~

あとは、こんなメンツであります、タイムトラベルができます。

こういう車屋さんは夢いっぱい

自分が買ったら、いやこちらの字の方が正しいかも「飼ったら」どう楽しむか、想像するだけでリフレッシュになる

個人的には興味がないが、一般受けしそうなわりと新しいロールスロイス(下)

巨大なのに2ドアって・・・全長5600cm、6700CC、多分中古価格で 2500~3000万円くらいかな、どう、乗れば世界が変わるよ。

え、燃費?そんな事気にする人は乗れませんよ・・・

私は2000年代前半まで、フォルクスワーゲン・BMWに買収される前の純潔英国の ロールスロイス、ベントレーにしか興味がなく、今、自分が欲しいのは1970年代後半のシルバーシャドーIIあたりなので、遠慮しておきますが・・・

今、海外旅行に行けないので、お金を使うところがなく、富裕層はこういうの買うので、売れ売れのようです。そこのあなたも海外撮影に行けないと思うので、ぜひ、紹介しますよ~

キャノンウイリアムズの写真

最初はタイトルと違う話から

先日、事故の目撃者になり110番をして事情聴取、自車のドライブレコーダーのマイクロSDカード提出をしたが、SDカードはその場でコピーするわけでもなく、預かられてしまう。そのため

「帰りに自分が事故っても記録されないじゃん」という不満はあったものの、善良な市民として自己犠牲の精神でマイクロSDカードを預けた。

なおマイクロSDなんて予備を持っていないわけよ。なので苦痛

あれから10日間、警視庁の足立区の警察署からは無連絡、SDカードの返却もなし。

いや~民間じゃ考えられないでしょ。ふつう2-3日中に「ご協力ありがとうございました」と返却するのが筋でしょう。

「借りたものは返す」小学生レベルの案件であり、こうなると、たかだかマイクロSDだ

「国家権力が、個人の資産を侵害している」とか言いたくなるぜ・・・

こうやって信頼が崩れていくんだよね~、企業なら新入社員に会社の看板があるんだから、と教えるだろうにさ・・・「電話して今すぐ持ってこい」とか民間ならトラブルになるぜ。

さて閑話休題だが、品川CANONギャラリーで開催中の 日本レース写真家協会の写真展に寄ってみた、(ひきなら撮影可との表記あり)

1990年代のF1が好きだったが、それ以外の時代を感じる作品も多数

やはりフェラーリでしょ、シューマッハでしょ。

キヤノンウイリアムズ、メインスポンサーがCANONって、いい時代です。しびれるぜ~

野球もサッカーもオリンピックも見ないくらい、スポーツ全般興味ゼロだが、F1だけは興味あるのさ


飛行機も花粉も来てます。

いや~先週から花粉来てます!

少し前に鼻の粘膜を焼く手術をしたので鼻詰まりゼロなのは助かる(病院紹介いただいた、ヒコーキ仲間の Sさんありがとう)が目はかゆいぜ。

閑話休題、変わった機体が来ると相変わらず出動!ただし最近は現場到着、もしくはオフィスを出たとたんにランウェイチェンジも多発する。

そんで、スポッターでありがちなのは、狙いの機体を撮るまでは大変だが、一度撮れると、また気にしてなくても次、同じ機体がやってきて苦労しないで撮れる。

最近、来はじめたABCのB777F

なお、ふわりの菜の花はこんな感じ、数週間後にはいいかもしれない

最近二回来たACのA330新塗装、この日はSINから到着、一所懸命撮りに行ったが、翌朝に別便狙いの際に出発が苦労しないで撮れたりする

ライブATCを聴きながら出動

初代管制塔にもカバーが、いよいよ取壊しか

CARGO便のためAーRWYに降りるCXのA350、駐機位置も貨物地区なのであります。

多重露光って知ってる?

ポジスキャン 1990年代のLAX ロサンゼルス国際空港

満月とUSAirのBoeing757、手前には車の光跡が、

つまり一枚目は三脚をたてて30秒(くらい)でシャッターを切り、フィルムを動かさず(カメラ本体で多重露光設定というのができた)レンズをつけかえ、300mmくらいか?別の位置にある月を1/60とかで切る、現像して出来上がると、下のような写真になる。

ただしデジタルではないので、現像が上がる数日後にしか結果は分からない。

仕上がりでダメでも次の満月は1ヶ月後だから、すぐに撮りにいけない。

フィルムはこういうの(イメージ)先日いただいたお菓子だが、昭和世代でないといただいても分からない(笑

先日「多重露光というのが分からないんです」と仕事先で言われたが、今じゃそうだよね、フィルム時代の方が断然苦労があったよな~

合成はなんでもできるが、多重露光は違う、なので現代のフォトコンテストでも合成はNGだが多重露光はOKというものが多い。

おまけ、ポジスキャン中のB717、Jetstarだぜ。B717のJetstarはすげえレア!