少し前のことだが世間ではHONDA JETがセスナサイテーションM2のオーダー数を超えたと
えらい盛り上がっていて車の評論家などがわけわからん記事を書いていたが
ビジネスジェットを理解している人は、サイテーションM2をこえたぐらいというか、数が少ないのでそんなにさわぐことではない
という意見がメジャー
だってサイテーションはバリエーションめちゃくちゃあるしさ
もちろんHONDA JETはアメリカで製造して先見の目があったし、何よりも素晴らしいのはエンジンの取り付け位置
私のつたない知識だが、航空工学ではあの位置はダメでしょ、一部ではあのエンジン位置は初とも書いてあるがドイツのVFW機もあの位置だった
しかし、航空工学でダメと言われていたが、いろいろ調査してスイートスポットを見つけたというわけ、そこがすごい
よくぞ日本企業で切り込んでいったぜ
まあサイテーションは歴史もあるし7000機もデリバリーされているなど、アメリカでどこでも見るし日本でも採用してる
私もアメリカ時代にサイテーション501に搭乗したことがある
こちらは先週NRTで撮ったセスナサイテーションCJ4、ワンマンパイロットで飛ばせるから、億万長者だったらこういうの欲しいぜ
しかし航続距離がそんなにないのにNレジってことは、アメリカからアリューシャン列島経由とかじゃないと来られないが
CJ4が成田で見られるなんて、ちょっとうれしい。
しかし、小型ビジネスジェットのマーケットはサイテーションがかなりの数を出しているが、
ビジネスで言うと誰がやってもダメなマーケットと言われるくらい難しい、つまり利益が出しづらい
そのため会社ごと売却されてしまうことも多い
リアジェット、ボンバルディア、エムブラエル、
ちょい古くていいなら昔のIAIやBAE、ビーチクラフト、三菱ダイヤモンドJETいろいろ選べる
個人的にはリアジェットが欲しいけど、さらにサイズを大きくして良いのならガルフストリーム650がおすすめでしょう。