広報は専門職なのに

空港やエアラインの広報の方と普段お付き合いさせていただくことが多いが、

日本のエアラインや空港の場合、基本的に広報の方は2‐3年で入れ替わる。

こうなると、「初めまして」となり仲良くなった頃に移動してしまう。これがとても残念だし、ノウハウも受け継がれないことも多く、プレス発表やセレモニーで経験がないがゆえにグダグダになることも多々あり、

広報はPilotや整備と同じ専門職なのに、ぜーんぜん広報知らない人が来て一生懸命やってくれて、めちゃくちゃ適任の人もいれば、

同業者と話しても「あの人広報向きじゃないよね、ぜんぜんメールの返信も来ないし・・・」なんて方もいる。

一方、外資系は広報は専門職なので、ずーっと広報(会社にもよるが)、せいぜい配置換えでもマーケティング部に移動程度。その場合、人につくので、やりやすい場合もあれば

「〇〇航空は、あの人が辞めてから仕事がしづらくなった」という事もあるが、ノウハウはある。

どちらかと言えば、同じ方が長くやってくれた方がスムースだし、ノウハウもある。何かあれば気軽に電話できるようになるので外資系の方がいいが、ただし一つだけ欠点が・・・

外資系の場合「英語ができれば仕事ができる」風に見られるため、ぜんぜんダメダメで広報の仕事ができないヤツでも、英語堪能がゆえにポジションに就いている人もいるので、そこは難しいところ

まあ、広報は専門職なので、長くいてくれた方がいいです。整備や運航と同じくらい専門分野だぜ。

適材写真はないので、とりあえず懐かしのLGWのデッキから

この塗りのVIRGINカッコ良かったんだよな~

VIRGINなんか、広報むちゃくちゃ上手なんだろうな、イメージありきのエアラインだしさ