この仕事をしていると、航空業界のいろいろな人に出会えるのも魅力
先日NRTのお仕事でスポットで撮影、これからCEBUパシフィック機がランプインしてくるタイミングだったが、
見知らぬ方が「ブログ見てます」と声をかけてくれた。
車両には〇〇エンジニアリング とあるので「メカ(整備士)の方ですか?」と聞くと、そうだと言う。
〇〇エンジニアリング勤務の整備士でセブパシフィックのメカニックという事は、どんな資格?
日本の航空局の資格でOKなのか? 世界標準(と私は思っている)のアメリカの整備士資格A&Pを持っているのか?尋ねると、
「EASA」(欧州航空安全機関)の資格を所持しているとのこと
日本人でEASAライセンサーは初めて会ったぜ!
この人すごそうだけど何者?どんな経歴でなったの?
EASAの資格ってどういう経験があれば取れるの?
私はアメリカの航空会社にいたのと、訓練所でもA&P資格の訓練をしていた人もいたので、アメリカの資格は頭にだいたい入っているが、EASAの仕組みはぜーんぜん分からん。
今度お会いしてお話を伺いたいが、航空業界は奥が深いし専門分野が医者並みに分かれすぎていて、私は運航や航空会社設立、収支計算などは多少は分かるが、整備は完全に分野外。
ちなみに
「フィジーも担当してますので、また」
とおっしゃっていたが、そうかEASAのライセンスを持っていればフィジーもできるのか、という事はA330の限定資格がいるのかな?一人でチェックしてサインをして機体を送り出すって、縁の下の力持ちというか、お客さんの眼にはふれないけど、責任ある仕事だな~
と痛感した出会いだった。
航空業界を見続けて、20年以上、知らない世界がまだまだたくさんあります。だからおもしろい。