さくらの山には、「さくらいつ咲きそうですか?」という電話がこの時期から1日100本くらいかかって来て大忙しになるが、今年は問い合わせ激減とのこと
まあ都知事(ここは千葉だが)お花見も自粛で・・・と言ってたからその影響もあるのだろう
いろんなエアラインの人と「搭乗率どう?」とか「アメリカが入国禁止にしたら終わるな」とか話すが、弊社もOIOIのイベント延期でごそっと仕入れをしたので大変だが、以下は趣味の計算で航空会社のキャッシュフローがどうなるのか?元エアライン経営企画部にいたのでざっくりと考えてみた。
ある日本のエアラインだが1日の売り上げが50億円(一年の売り上げ÷365日で算出)
利益率8%(決算書データ)、
エアラインって見た目は良いけど、製造業とかに比べて利益率悪い。その代わり夢は見られるからあり。
つまり上のざっくりとした計算で50億円中 45億は経費。
人件費、飛行機リース代はフライト減便してもパーディアムとか少ししか減らない、あと減るのは燃料代や着陸料、外注費用だが、エアラインの経費は人件費が大きい
現在搭乗率が1/3程度らしいので、単純に1/3で売上げ1日16億円、経費減便した分を減らしても1日あたりざっくり40億円=1日24億円のマイナス
これは3か月続いたら、一日24億円マイナスのX90日=マイナス2000億円オーバー
となると各社キャッシュフローがヤバいな、まあ自社株もあるだろうしなんとか乗り越えてほしいと願うばかり。
CFOをはじめ財務の方々は走り回っていることだろう。まあ日本だけじゃなく、中国、韓国はもっとキツイし、アリタリアもキツイだろう。こういう計算をすると香港暴動から耐えているキャセイパシフィック航空なんかすごいな~
このままじゃ世の中、お金をまわさないと経済活動が減り不景気になるぜ、
なので「今年はさくらの山、ガラガラだぜ、最近人多いけど、今年は余裕で撮れるぜ!」と思い出かけてほしい、まあとどまらなけりゃ、屋外だし通勤電車より安全でしょ
下の写真はイメージです。