先日のヴァージンオーストラリアの話をアップしたら、いろいろ反響があったのと、NEWSでもリチャード・ブランソンがカリブの島を担保に入れるからお金貸してと政府にリクエストしたりしている記事を見たが
決算書類を見ると、筆頭株主はエティハド航空、私はシンガポール航空と思っていたら、SQさんからうちよりエティハド航空ですと教えていただいた。SQはNo2でヴァージングループの保有はわずかに10%のみ、ちなみにHNAとは中国海南航空グループ(規模はでかいが、めちゃくちゃ経営がキツイ)
なのでリチャード・ブランソンはヴァージンアトランティックもそうだが、実は株の保有は少ないので発言権は弱い、ただしヴァージンのブランド力はある。
こうなると厳しいのは筆頭株主のエティハド航空、エティハド航空の戦略はアライアンスには入らず金を出して囲い込み自分の傘下を増やすこと、
(エミレーツ航空はアライアンスは弱いものの集まりとばかりにA380で自社でガンガン飛ばすぜ作戦)
がしかし、
金を出したジェットエアウェイズ倒産、エアベルリン倒産、アリタリアは言うこと聞かない、ダーウィンエアラインは売却、なんとかなっている傘下は弱小のセルビアとセーシェルだけ、
となるとエティハド航空もすでに厳しいうえに経営がキツイ
ちょっと古い写真だが、手前から運航受託していたエアバヌアツ、ヴァージンブルー時代、短距離国際線&ニュージーランド部門パシフィックブルー
エアラインの企業研究ってなかなか興味深いですね~
このままだと中国かどこかに安く叩かれて買われてしまうのだろうか・・・