ブログ読者様からHF(短波無線)は今どうなっているのか?という質問が
HFとは航空無線で、国際線で太平洋の洋上とかで昔GPSがない時代にポジションレポートをするのに使用。
無線機が立派でお値段も高く、私には買えなかったあこがれのHF,
今回いくつか録音したものを、埼玉のO様からお送りいただいたが、
(なお有資格者として「電波法の第三者に知りえた情報を教えてはいけない」、という部分に関してはJAL123便など、当時の事故機の無線がTVで流されるなど古いものであるほか、この無線を私が聞いたところで被害を被る人がいないので、合法と判断)
「ピーポー、TOKYO、TOKYO ザザッ~ NORTH WEST18, Flight Level 310, ザザッ~ Requesting 350, Position Over NOKKA, LAKES Estimate・・・ 」
という風に感度も今に比べりゃイマイチだが、それが雰囲気があってPretty GOOD.
周波数もPrimaryとSecondaryが伝えられるし、それだけ無線状態が悪かったんだろうな。Call signも 「TIGER」(フライングタイガース)とか、今じゃ聞けないのもあり、プチ感動。
正直このころの日系エアラインは英語が下手でカタカナ読みだが、(今は年配のPilotが定年したので皆さん大手は基本英語堪能)それも味がある。
今はSATCOMやACARSがあるからほぼ使わないのだろうけど、そこんとこどうなんでしょ?
友人の国際線飛んでるPilotに聞いてもいいけど、本職の人も含めて知っている方教えてください。また昔のHFの思い出も教えてください。買えなかった私としては興味があります。
写真は最近カンタスの747-400の写真を皆さん退役でアップしているので、変化球で・・・、まさに747SPはHFの時代だと思うよ。

フライトレーダーがない時代、遠い太平洋上空の無線をHFで聞く、ロマンがありましたね~