航空雑誌、カメラ雑誌、カメラメーカー、空港会社さんなど、いろいろなフォトコンテストの審査員で呼んでいただけているが、展示するもの、誌面に掲載するもの、販売するものなど用途が違うと、許可取りや方法もさまざまだが、
正式なプロシージャとしては、セレクトさせていただき、カレンダーの場合は絵柄で月を決めて、エアラインも乗り入れ方面別にばらけてセレクト。
優秀賞や 空美賞とか、何とか賞なども選ばせていただく。
そしてエアラインさんに許可取り、OKが出て本人から本画像をもらう、
まあ流れが逆だったり、別のやり方もあるが基本の流れはこんな感じ。
が、しかし、どんな方か聞かなかったが、あるフォトコンテストで、本人が本画像の提供を拒否、
そうなると 全てが狂う。
「入れ替えれば良いじゃん」と思うかもしれないが、ここまでが全体のバランスを見て、くみ上げているので、そんな簡単に崩せないし、入れ替えは不可能。
当然、そのエアラインの、同じ季節の写真なんか、そうそう良いものがないので、季節、順番、エアラインセレクションなど、また一からやり直し。
メンバーを集めて、印刷屋さん、デザイナーさんに期限を無理言ってずらしてもらい、現場は大パニック
しかし、本画像出すのを渋るとは、盗作?二重応募?合成?
どんな理由があるのかは不明、
プリントはすべてセレクトしたものはキレイだったので、納得がいかない。
過去の経験で、入選したあとに不正があった作品で
「審査員をだましてやったぜ」
とSNSで吹聴するやっかいな方もおられたので、こちらも誠心誠意やっているし、主催者も皆さんに喜んでもらえればと思い実施しているので、そういう方がおられると残念である。
つまりポイントとして、我々セレクトする側も真剣勝負!
さらには空港会社もエアラインさんも許可取りで動いて、動かして、やっぱり掲載できない、となるとお詫びもしなければならない。主催者の企業の役員さんがセレクションに来る場合もあり、たかがフォトコンテスト、されどフォトコンテスト、話が大きくなる場合もある。
なので、フォトコンテストは、テキトーに選んで、能書きを言っているのではなく、こちらも真剣勝負でやっていることをご理解ください。
写真はポジスキャンのBAe125
屋根付き車庫?ハンガーとは言えないよな、エンジン後部の消音装置が時代を感じる。初期型

デハビランドが開発、その後ホーカーシドレーに買収、なのでHS125という言い方もするが、今度はブリティッシュ・エアロスペースになるのでBAe125になり、ややこしい
さらにはホーカー800とか名前を変えたので、もうわけわかんない

十字尾翼、顔つき、独特です。下は前期、上が後期、顔が違う

でも一度完成すればエンジン変えたりして、長く生産できるのが飛行機
1960年代に開発して、今も製造、評価も高い。
FAAにも採用、在りし日のHKGにて

こちらはデジタル撮影だが、航空自衛隊も採用しているので、日本にもいる。
