この間、フィルムの事を書いたら質問や反響があり、
「平成生まれなのでフィルムよく分からないのですが、感度はどうやって決めるのですが?」(40代女性)
という質問が来た、「40代で平成生まれ・・・」私は計算が弱いので、よく分からないが、そこは今回の趣旨ではないのでスルーしよう。(笑)
まず、フィルムは基本モノクロ、ポジ、ネガがあり(赤外線とか除く)印刷に使用するもの(ネガやモノクロもできるけど)として、保存も良いので、
プロはポジフィルム(これ重要)
ワールドワイドなスポッターもポジフィルム(以外ありえない)しかもKR64か25
大きなカメラ屋さんのフィルム売り場に行くと、冷やした場所にポジフィルムが売られていて、ISO100とか50が基本。私のようなスポッターはKODAK KR64とか25とか変態の人は使う
だから海外撮影に行くときは40本とか、60本とか持っていく。これだけでかなりの出費。なお厳密にはフィルムに塗られている乳剤番号の好みがあり、大量購入し冷蔵庫にストックする人もいたが、私には財力と乳剤番号の知識がなかった。
あとは感度100だけど、実際80しか出ていないんだぜ、とか今となってはどうでも良いようなことも真剣だった。
そんで大量撮影すると、お金がなくて現像に出せないという事態も・・・
そんで質問の答え:フィルムを買えば、感度は決まる。ふつうはISO100か50
つまり36枚撮り終わるまで、感度変更は不可。暗くなろうが、夜になろうが、入っているフィルムで撮らねばならない、今なら36枚なんかあっという間だけど、1枚60円のコストがかかってるからね
結果ISO感度が決まるので、ブレないシャッター速度を設定すると絞りがおのずと決まる。
ISO100だから夕景はキツイ、NRT第三サテライト(今はない)
下は 1992年香港、カメラはフィルム(しかない)
ナウなヤングのハートをつかんだ、CANON T90を使用、ピントは当然マニュアル
グラサンが今見るとダサいな・・・(笑)
1980年代のパリ・オルリー空港、雨でも感度が低いからつらいぜ・・・
なお後処理で色は変えられないので、色をイメージしてフィルターを使用。
あそこの空港は夜タングステン灯だから、このフィルター、あそこは蛍光灯だからコレ、とかメモをしていた。ネットの情報なんてないので、口コミと経験のみ。
なお、今からフィルムで練習しようという方は、ポジフィルムを買ってください。ネガじゃダメ、練習になりません。