フライト訓練(特定技能証明という、まあ、要するに機長復帰訓練みたいなもの)があるので、
飛行規程を頭にたたきこむ
「なあんだ、セスナか」と言ってバカにするヤツはヒコーキ知らない人で、小型機は繊細な操縦が要求され、
エアラインパイロットでも、「あんなマニュアルなヒコーキもう操縦できないよ」と言う人も多いくらいだ。
私は、毎年アメリカでリカレント(定期訓練)をしていたが、コロナで行けないので、今回は日本でおこなうが、
とにかく Vスピードと呼ばれる各種速度や、オイルの量、離陸重量、飛行可能時間などなどを覚える。
教官から聞かれて答えられないとアウト
昨年はヘリしか飛んでいないので、ヒコーキにちゃんと乗るのは久しぶり。
ただし、日本でちゃんと飛んでないので、日本語の規定が難しい
エンジンは「発動機」と言うし、ショートフィールド・ランディングは=短距離着陸と言うのか、新鮮だぜ。
ウェイト&バランスもやらないといけない。
フライト・コンピューターも新調したし(コンピューターと言うが、この計算尺のこと)
これを飛びながらまわして、計算する。その間、高度や速度、方位がずれると怒られる。
機種ごとに覚える手順、速度が違うし、それらを覚えていかないと
「貴様ぁぁぁ、歯を食いしばれ!!!」と昭和の教官なら言われる(帝国海軍上がりの教官とか昔はそうだったらしい)
とにかく、後ろでオブザーブしても、
「おい、そんな風に教えたか?」とか
「はっきり言って下手だな」とか
冷たく言われるのを見ているが、人様の頭の上を飛ぶのだから厳しくて当然。
免許、航空身体検査証、航空無線通信士、チェックリスト、あとはチャート(地図)はイメージ
気象も思い出さないとな・・・
でも、飛ぶって楽しいよ。
ぜひ、ヒコーキ好きな人は飛んでいただきたい。スクールや学科教官は紹介します。
この間も、リモートワークしながら免許取得をめざす40代の方にお会いしたしさ