昨日のCNNのニュースで
飛行中のPilotの意識がなくなり 操縦経験のない乗客が着陸させたという話が
CNNの英語版テレビを見たが、機体はセスナ208だが、ちゃんと管制官とコンタクトできている。
でもフツーはプッシュトークスイッチ(操縦桿にある管制と話すボタン)すら分からないだろう
ニュースで詳細が出てないので分からないが
セスナ208はコレ
私は飛ばしたことはないが、いきなりこれを着陸させろ と言われても、アプローチ速度どのくらい?
Vfe(フラップ出して良い速度)は何ノット?
マニュホールドプレッシャーは何インチでアプローチ?とか考えてしまうくらい機種によって速度が違う
とはいえ、一応免許持ちなので、なんとか飛ばせると思うが、ふつうの人が降ろせるのは驚異的
さらには管制官の指示がすごい、管制官は別にヒコーキの飛ばし方を習っているわけじゃないし、これが調布や八尾なら(管制官ではないけど)エマージェンシーしら、ダッシュで5分くらいで、誰かPilotを呼んでこれるかもしれない。
しかしセントレアや成田、関空だと10分で呼べるかさえ疑問、さらには大型機の人だと、「えー、こんな機体飛ばしたの大昔だよ、何ノットでアプローチすればいいの?」というPilotもいるだろう
おそらくアメリカは管制官でパイロットライセンス所持者が多いので、なんとかなったと推定されるが、
もしかしたらブログを見ている元管制官の田中氏が解説してくれると思う。
空港はフロリダ州パームビーチで私も行ったことがあるが、探せばパイロットライセンサーはいそうなところ
でもさ、静岡空港とかだと、管制情報官の人数も少ないし、連絡をとってPilotを探せるものなのか?
なかなか興味深く、映画みたいなニュースであった。
なお、これまでブログをFacebookにリンクしていたが、近々リンクを外そうと思っています。その場合、お手数ですがブログを見に来ていただければと思います。