岡南フェリークルー

月に一度くらいIFR 計器飛行訓練をかねて飛ばせていただいているが、

この日のミッションは岡南へフェリー(もちろんライセンスがあり訓練を受けているので合法)

出発地はHNDなので事前準備は怠らず、特に地上走行でミスをしないように予習

滑走路手前でSTOPサインが出るが、小型機の高さだと見えづらい

クリアランスデリバリーと通信を行い、経路をメモしてリードバック(復唱)するが岡南飛行場(岡山)

は計器飛行の進入方式がないのでOLIVEポイントまでの経路をもらうようにとPIC(機長)から指示が

そんでこちらは

Tokyo Delivery JA000 Spot XXX Rquest IFR clearance to Olive point FL360.と言うと

Clear to Olive point, NINOX Three Departure your flight planed route, Maintain flight level 360  Squawk 0407 EDCT0717

というのを即メモして読み返すような感じだが、EDCT 出発時刻は50分後との指示が

 

うーん、現地の予報は前線が接近するので悪くなるから早めに出たい、

そのため高度を320(32000ft)に変更してすぐ出られることに

「羽田はATC(無線)をまごまごしていると、他が入り順位があとになるからすかさず適格に」との指示

ライトサイドクリアー!

北風運用ならD滑走路まで行くことを覚悟(遠いから間違えそうで行きたくない)していたが、

B滑走路から離陸の指示が来たので、誘導路の指示もメモして管制に復唱

タキシング中も左右の確認、滑走路手前で止まることを順守

ここからの上りは16Rの進入機にも注意、当機は小型機なので手前から滑走路に入りたかったが

混雑により端まで走行することに

上がって横浜をすぎるまでは出発管制、東京コントロールに変わるまでは忙しいが

MINOXポイントを過ぎると落ち着き高度も32000ftへ

この高度だと燃費が悪いそう(空気抵抗がある)だが、誰もこの高さは飛んでいないので

Direct KCC 愛知県の河和まで直行許可がおりた、あとはFMC(フライトマネージメントシステム)の入力のみ

もうさ上空はオートパイロットじゃないと飛んじゃいけないので、コンピューターのセットアップ

機長と次はどこ というのを確認してPush それがメイン

まあ小型機とは違う乗り物であります。

しかしだいぶ見ずらいと思っていたグラスコックピットにもだいぶ慣れたな

2マンクルーの機体はこちらの方がいいかもしれない。

問題は私の無線のしゃべり(計器飛行は慣れていない)を向上させないとな・・・

教えてくれる機長には感謝であります!

あとは上も雲、下も雲の合間を飛んで無事岡南飛行場にランディング

岡南はヘリで訓練していた空港なので、なじみがあるのでリポーティングポイントも分かるので

安心さ。