羽田空港で撮影していてよく思うことが、横風が吹いている、いや多少の背風でも
ランウエイ16を使用する南風運用は15時以降しか使用できないため、34を使用せざるを得ない
これを親しいプロパイロットに聞くと、やはり無理があるとの事で
この日はRWY34使用(北風運用)しかし風が東、若干 南東風でこのフライトレーダーのように
一度RWY34Rまで行ったブリティッシュエアウェイズが計算すると安全上 燃料満載で短い滑走路(成田に比べて)
上がるにはよろしくないと判断、RWY34使用中だがRWY16離陸をリクエスト
そうすると管制はRWY34L/Rで着陸させていたが、全便RWY34Lに集中させC滑走路を空ける
空いた段階で(多少待たされるが)ブリティッシュエアウェイズは離陸
写真のように16Lを離陸してゆくが、次の離陸機は34Rで待機(ANA機)という
むちゃくちゃな運用が行われる。
もちろん航空局が安全と判断しているからこのオペレーションだが、本来南東風ならランウエイ16で離着陸したいけど
騒音問題で15時までは使用できない
つまり安全よりも騒音問題の方をとるギリギリのオペレーションが行われているというわけ
これほど混雑&オペレーションが煩雑なので、成田のC滑走路が必要になるわけだけど
このオペレーションは世間ではあんまり知られてないが、
飛行機は向かい風で離着陸が基本が分からないと説明しづらいしな・・・