最近のフォトコンテスト炎上について 

1~2週間前のことニッコールフォトコンのグランプリ作品がレタッチしすぎだと炎上していた、

また朝日新聞主催のフォトコンテストでも最優秀作品が海外のストックフォトのものを応募したそうで、取り消しに主催者は画像検索はしていないとのニュースが出ていた。

 

審査員をする身分として、応募点数、スタッフの人員にもよるが、画像検索

 

つまり他に世に出た事があるかを調査するには、スタッフが必要で小さい規模のフォトコンテストだと正直限られた時間で行うので難しいのは理解できる。

またレタッチに関しては合成はNGだが、ごみを消す、少しの余分なものを消すのは私はOKというか、画面の端に余計な葉っぱとか、ゴミとかがあれば消そうと推奨しているが、

 

それは写真ではないと思う人もいるので、何とも言えない最近はAIが写真を制作もできるし、完璧な写真は大丈夫か?これ合成じゃじゃいか?と疑ってしまうこともある

SNSにあふれている写真の中には、これ合成かAIに作らせたでしょ、というのが飛行機写真でも多々あり同業者の間で、話題になっている

 

そんな写真がSNSに見られるが、航空会社の広報は自分で写真を撮るわけじゃないので、「素晴らしい作品です」とかコメントしたりしている。

 

また同業者との間で先日のナショナルジオグラフィック(写真の素晴らしさ定評があり有名なネイチャーというかアメリカの権威ある雑誌)のフォトコンテストが、どうみても合成か加工バリバリしているだろというのが入選していて、あれはおかしいじゃんと言わている。

 

じゃあ、造花を用意して飛行機と撮る 正直オーダー写真ではスタジオと同じでそうやってオーダーに対応することもある、

それはNGかと言われれば、商業写真なんて全て作りこまれたものだし、BOEING社新型機イメージなんかは完成前の飛行機の飛んでいる写真を出すくらいだし、それが当然世の中に受け入れられている。

そんな事を考えると、フォトコンテストというか写真の在り方も難しい時代になってきている正直プロカメラマンなんて10年後どれだけ需要があるか?AIで写真作れちゃうしさ

ちゃんと撮影しているが、こんなのよりもっとキレイな写真がAIなら製作できるはず

写真ってどうなっちゃうのか?

とはいえ自分で撮る楽しさ、喜びはAIじゃできないので、撮影文化は残るだろう