334号機

これはあるボーイング747型機の物語である

製造番号334号機(747の334号機) 1978年に完成 B747-228F 最後28が示すとおり (ボーイング社カスタマーコード)

発注者はエールフランス航空 ピュアフレーターとしてデビュー

私との最初の出会いは1992年@NRTだった 今のさくらの山だが当時はなんにもない場所だった

機体番号 F-BPVV

334_f-bpvv

まだB747-200型全盛期の時代、

撮っていても「また747かよ~」というくらいだった

そしてこの334号機、

その後アメリカの貨物会社アトラスエアに売却され一度アメリカ籍になるがすぐにリースバック

そしてF-GPVVという機体番号でエールフランスにリースされる

334_f-gpvv

エールフランスで働いた後 アトラスエアに戻り

その後新千歳での再会、機体番号N536MC

334_n536mc

アトラスエアは他社のカーゴもやるので、白いペイントの機材もある

そんで、アトラスエアからサザンエアに移り2008年でマイアミで再会

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この時の機体番号はN754SA

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そしてサザンエアはB777Fを導入したため747はお払い箱へ

2012年、モハビ空港でスクラップ寸前、自分で飛んでいったパイパー機の機内から

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左奥に見える747(N818SA)は、元N213JL そう元JAL機である。

334号機 N754SAは左中央のSHIP

アップにするとレジが見える

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そしてこの機材N754SA

 

2016年9月 昨日 航空博物館ジャンク市にて私の手元に来たのであった

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左の方々は博物館の敏腕スタッフ

 

鉄道でもSLのナンバープレートは1両に4枚しかないので貴重、盗難も出るくらい

やはり1両1両ドラマがあったから廃車されるときにナンバーは外されて売られていた

飛行機も同じ、1機1機にドラマがあるわけよ

上の写真のナンバーの下には斜めに棒があり、これはドアの雨どいと思われ

ということはポートサイド側

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写真中央の番号がある(こちら側)という事が分かる。

ジャンク市に行った方は

「ええ~あれ買ったの?」と驚かれる人もいるだろうけど

レジはアメリカでもなかなか買えないんだって

今回は747だしさ、しかし調べたら何度も撮っているSHIPだったしさ

 

またガラクタが増えてしまったぜ、まあいいさ、どこかのセミナーで使おう

だって機体丸ごと買いたいけど置く場所ないから仕方ないじゃん・・・