このところ、外資系エアライン広報の方とのやりとりが多いのだが
Case1、あるエアラインの機体が飛行中にエンジン停止、マニュアルに従い降下しながら再スタート、お客さんも気がつかないくらいで、状況を広報発表した。
すると1社を除き、発表の内容で記事になったが、ある1社は
「あわや墜落、急降下、なんとか危機をまぬがれる」
全然ニュアンス違うじゃんね。
でも、新聞をその社しか読んでいなけりゃ、そう思うかもしれないじゃん。
イメージダウンで大変なんですよ・・・と嘆いておられた。
安全な飛行機の恐怖心をあおるようじゃない、こういうのは良くないです。
Case2、
詳しい内容を書くと分かるのでふせるが、
リース会社からSKYへの出資に興味があるか、聞かれたそうだ。
そのリース会社はいろんな外資系エアラインに出資の話をもちかけているが、
ある会社は、本社に打診があっただけにもかかわらず。
「D社SKYに出資検討、社員が明かした」 という記事に
たくさん問い合わせされているうちの、たまたま1社で問い合わせは来たよ 程度なのに記事の内容は
「出資検討」
そんなこと何もないのに・・・と困っておられた。
裏側を知ると、新聞もどこまで本当か、キャッチーな記事だけを追い求めてていいのか?考えさせられます。
私もときどきインタビュー受けますが、前後の脈略なしに、そこだけ切って使ったら誤解されるでしょ・・・という思いを何度もしていますので。