凹んだ撮影

いろんな撮影オーダーがあるが、この日は

「スポーツのトロフィーと機体を一緒に撮影してほしい」 日本でそのスポーツのワールドカップがあるから

というようなオーダー

 

権利関係で写真は出せないのでイメージで

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まあ中東リッチなエアラインの機体をバックに撮るというミッション

 

こちらは航空写真の専門家として、機体の大きさとトロフィーのバランス=撮影場所と段取りの指示、

空港内作業への理解(超短時間での撮影担保)、制限エリアでの安全確保、スポーツチームの公式カメラマンとのやりとり(英語)

などなど行う対価として撮影の料金をいただいている。

 

しかし、この時は絵的に厳しい条件

さらに撮影時間はわずか数分で3名のカメラマン(私、映像、スポーツチームオフィシャル)が数か所で撮らねばならない

 

なぜなら到着機の地上支援作業を我々は止めているのであせる、

「荷物出てくるのが遅いぞ!」とお客様からクレームが航空会社に入るわけにはいかない

 

時間も厳しい、絵的にも厳しい、バリエーションが撮れない

なんとか短時間で撮影したけど、

1枚決めカットで表現するのと、雑誌のようにストーリー(機体到着、トロフィー到着、駐機場のシーン)で捨てカットで構成するのは違うが

今回は1枚決めカットが重要

 

撮るには撮れたけど、状況が状況だけに

「完璧です!自信を持ってお出しできます!」とは正直ならなかった・・・

ちょっと凹んだ。

相棒の岡村映像カメラマンはいい感じでまとめているんだよね~

 

まあ、そういう撮影もある。写真は難しいです。 反省して次につなげないとな。