レアな車のおもしろさ

撮影車の車検が終わったので、いつもの調布のシーザートレーディングさんへ

えーっと、左からベントレー、クラシックなメルセデス、ウチの撮影車、ブラバス仕様のメルセデス・ゲレンデ

中には1933年のロールスロイスが、

相変わらず変な車ばかりであるが(笑)

 

ヘリでお世話になっている京都の方で、以前シーザートレーディングで販売中の車を見て

「あれ、昔、僕が乗ってた車です。間違いありません」

と連絡をくれた車両が、納車でショールームにたまたま入っていた

おお~跳ね馬のエンブレム!

レアなフェラーリ456で、しかもマニュアル車

456自体レアだが、イエローで、内装がタンだと、そんなに台数がないので

元自分の車だと分かるそうで、

 

こういうのって、レアな車に乗っている楽しみの一つである。

レアな車種で、色もレアだと、元自分のかも と思うのは

私も元自分のアストンマーティンとか、コルベットなんかは、すれ違っても絶対に分かる自信がある。

 

こうやって、10年後とかに自分の車とどこかで再会できる、

そんなのも、車趣味の醍醐味でしょう。

しかしフェラーリは赤が定番だけど、フェラーリのイエローってカッコイイんだな~

その方は、現在はマセラティ乗りだが、以前はモンディアル乗り、

フェラーリもGTC4ルッソとか、フェラーリFFとか渋いのに乗りたいと言っておられる。

 

王道を行かず、リセールも気にしない、

本当のセレブはそういう方なんだな~、

下町ビンボー育ちの私にはまねできません・・・(笑)

魔改造旅客機 発売日

本日発売

表紙の747LCF、DC10山火事消火機、ロケット発射母機B747-400など

いろんな改造旅客機の話を書いているが、

無重力機に乗った話も(日本のガルフストリームIIの乗員養成と試験、無重力状態の試験を行った)

LA時代、元JAL機長が副社長の会社で、日本の法人の代表は私の右隣のBOSS

その方は、現在70代の有名女優さんのご主人、

日本でアメリカのVISAを申請しているため、直属の上司でもありPilotでもある。

そんな方と一緒に搭乗した無重力機ガルフストリームII

やはりガルフストリームは広いし、高性能だし

この機体番号はN315TSで 映画トゥルーライズにも出ている。

ちなみに下はウチの機体ではないが、高性能で、オフィスの裏のハンガー(格納庫)に入っていた同型機は

世界最速記録も持っている。

ちなみに騒音は今思えば、めちゃくちゃうるさく、現在は騒音の関係で、ほぼどこも乗り入れできず

安価であります。

これも時代ですね・・・

すれ違いざまに便名テスト

JAL成田空港ベテラン地上スタッフとお打ち合わせ

皆さん80年代の話で盛り上がったが、

とにかく便名と3レターコードを覚えないと仕事にならないそうで、

新人時代は、先輩や教官から、廊下やロビーなどですれ違いざまに

「4便」と言われたら

「ニューヨーク」と答え

 

「408」と言われたら

「フランクフルト」

「735」と言われたら

「香港」とオウム返しに返答できないといけないそうで、

なかなかスリリングというかエキサイティングな日々だったそう(笑)

 

80年代はアムステルダムやローマなども飛んでいただろうし、今より複雑、行先も多いはず

ニューヨーク経由サンパウロ行きとか

私は知らなかったが

「成田発 長崎経由上海行」とかありました と教えていただいた。

さらには空港3レターコード(乗り継ぎを含む)も覚えるので、知識量は膨大。

 

そんな方たちが、空港支店長や役員になり、たたき上げ女性スタッフでそこまで行けるって

すごいよな~

当時の写真を見返してみると88年撮影

上はアロハエクスプレス ハワイ線専用機(エコノミーが多い)

下はエクゼクティブエクスプレス ロンドン、ニューヨーク線専用機(ビジネスクラスが多い)

同じ747でもいろいろ変化があり、楽しい時代でした。

 

まあ、私もコンチネンタル航空でヒューストン線担当になったときは

テグシガルパ(ホンジュラス)

アグアスカリエンテス(メキシコ)

マナグア(ニカラグア)

サントドミンゴ(ドミニカ)

ボゴタ、キト、リオデジャネイロ、サンパウロなどメジャーなところも含め

中南米覚えたので、今もなんとなくは分かる。

でもJALの場合、世界中だかんね。

なかなか大変だよね・・・

とはいえ、世界に広がる空港のグランドスタッフも、それはそれでおもしろいぜ。

 

国葬のため

9月25日に予定していた、成田空港制限エリア内オープントップバス撮影ツアー

国葬によるセキュリティ強化のため、この日は催行中止、延期へ

期待してくれた方々に申し訳ないぜ

 

国葬反対とか政治信条はないけど、仕事に影響が出るのは困る

困る、困る、困る

 

ついでに言わしてもらうと、国葬より、こちらのスケジュールの方が先に決まってたんだかんね!

保証してくれよ・・・まあ、これがマジョリティ(多数意見)になると保証も出るが、マイノリティなんで

 

さらに、国葬の前後は 東京近辺も「飛行自粛のお願い」が出る

つまり遊覧飛行などはできない

 

この自粛というのが曲者で、

自粛(自分から進んで、行いや態度を改めて、つつしむこと)と言う意味らしいが

 

お上、国土交通省の自粛は「飛ぶなよ!」という事

自粛ではなく、報道などを除いては、飛行禁止を意味する!

つまり使用事業会社はこの時期ビジネスできないわけよ

 

自粛とは名ばかりで100% 飛行禁止である。

国葬の裏で、私の仕事にも影響が出ているが、当然 使用事業会社も私も保証はされず・・・

「誠に遺憾であります」と言いたくなっちまうぜ!

CANON 飛行機部 部活

CANONにはフォトサークルやEOS学園など、いろいろな組織というか写真文化活動を行っているが

先週土曜日はセントレアで

飛行機部撮影会

しかしさ、セントレアさんは飛行機ファンイベントに協力的

各地で「ここで開催してください」などリクエストはあるが、空港会社が協力的でないと

場所を借りられない、もしくは会場代が高すぎて開催できない などの問題がある。

 

しかしセントレアは、若いスタッフが権限をわりともっていて、判断もできるし

一人一人に任せられていて、働きがいもありそう。もちろんいろいろ協力していただける。

カメラの貸し出しはEOS R3,5,7

だけど、R3だけで9台、ざっくり一台80万円として=700万円じゃん!

さらには

RF600/800/1200

ん!1200って!!!

おいくら万円ですか?

ほんの240万円くらいだそうです。

ただし軽い、ホント

午前コースでは女性の参加者が手持ちで振り回していたくらい

レンズやカメラを借りて、空港で撮影できるのは良いけど

使ったら、欲しくなるじゃんね

私だってそうだ、

これ、来てはいけないイベントです(笑)

しかし貸し出し機材だけで2000万円オーバーだと思うぜ。

ワイドボディ機もあり、わりと便数もあり

そこそこ楽しんでいただけたと思います。

 

しかし、こういうイベントをやるって、さすがCanon

だからヒコーキ写真はCanonが多いのも分かる。

力入れてます!

NRT便が戻ってきた

コロナ禍になって国際線乗り継ぎ便扱い みたいなオペレーションで運航されていた成田発のJAL便が運休していて、出張の際は不便であった。

しかし国際線が戻りはじめ、このコネクション便も復活

おかげでお気に入りのクラスJ国際線仕様でまた出張に出られる。

要するに国際性ビジネスクラスに国内線で乗れる

(まあ最近は国際線機材がかなり国内線にまわされたので、昔よりレアではない)

それでもセントレア出張などは成田〜セントレア便は便利なのよ。

このままアフターコロナで進んで行けばいいけどな

日本人はマスクしてんのに医療崩壊、海外はマスクしてないのにCNN見てもBBC見ても、NHKワールド見ても、もうコロナの話しなんかしてない

日本が異常な感じもしなくもないぜ。

先週免許が来ていた

今週忙しいので、ゆっくりブログを書けなかったが先週ヘリの免許が到着

アメリカはPilotライセンスは1枚に飛行機もヘリも書いてあるが、日本だと

ヘリ用、ヒコーキ用と二SET持ち歩かないといけない

 

しかし、上の写真見てよ、紙だよ紙

写真貼って割り印しただけ、

取得まであんだけ苦労したのに、車の免許の方が100倍しっかりしていて、ありがたいぜ(笑)

ちなみにアメリカなら

エアウルフから、こういうJETヘリも乗れます。

ただし日本だと、こういうの(逆にめちゃくちゃ難しい)

しか乗れないけど、日本でJETヘリ自分で借りないし、一人で飛ばないし

ちなみに、ヒコーキは

こんなBOEING機(上)とか

トップガンに出てきた、こういうのとかも免許上は乗れるけど、

乗れる自信はない・・・

来週、友人が「練習許可証」を取得したので、岡南でヒコーキとヘリを体験するために同行

実機で飛ぼうぜ!やはり実機は違うぜ!

 

私も近々日本でフライト復帰します。

新著のお知らせ

企画制作期間 約半年

30何冊目かの著書

「世界の魔改造旅客機」

が完成しそうです。

原稿チェックして、空いているところにキャプション書いて

詳しくはアマゾンとかで・・・

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AE%E3%83%8D%E3%82%B9%E8%AA%8D%E5%AE%9A%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%A3%E5%8F%A4%E5%BA%84%E3%81%8C%E6%92%AE%E3%81%A3%E3%81%9F-%E4%B8%96%E7%95%8C%E3%81%AE%E9%AD%94%E6%94%B9%E9%80%A0%E6%97%85%E5%AE%A2%E6%A9%9F-%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E5%8F%A4%E5%BA%84/dp/4802212003/ref=sr_1_5?qid=1661740604&s=books&sr=1-5

空撮ブリーフィング

仕事で空撮ミッション、いろいろノウハウがあるが

当ブログを見ている方のおそらく半数以上が、旅客機を見れば型式が分かると思うが

パイロットが全てそうとは限らない、特にヘリコプターパイロットは

「旅客機あんまり詳しくないんで・・・」というパターンが多く

「すいません、旅客機詳しいですか?機種分かります?」とブリーフィングで尋ねると

90%以上が「分かりません」となる

特にA350 は要注意で

「350の離陸を撮りたいんですけど」とか言っても

私の頭の中はコレ、AIRBUS A350

彼らの頭の中は350と言えば、アエロスパシアルAS350

ちなみに、40代、現役日本のエアライン訓練教官機長で飛行学校後輩のSは

「この間、新千歳でコーパイが あれ350ですね、というから、どれ?と思ったらコーパイはコレを言うんですよ」

「でも350って言ったら(彼はアメリカ帰りで古いので)ヘリでしょ!」とぼやいていたので

古いPilotは350と言えばコレ(上)

なお、アメリカでも

Boeing777が とか言っても分からないので

「Target is Big One just start roll」

(今離陸加速する大きいの撮りたいんじゃ!)

などと伝える。

今回も、

「現在スレショールドにいる機体を狙います」とか「ターゲット、アビームタワーです」

など、パイロット用語で指示を飛ばす。