Five-O

マイナーネタですいませんが、乗ったヘリ会社はアメリカン人気ドラマ

Hawaii Five-Oでヘリを飛ばした会社

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このカラーリングね

 

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個人的にこのドラマ かなり ハマってます。

日本でもわりと人気です。どこかの警察のポスターにもなってたし

 

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ここがHQ     Headquaters

作戦本部です。

レンタカー屋で揉めるの巻

Mazda2 とか言うコンパクトカーをリターン

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「えーと 860ドルになります」

What the hell going on!

あ、すいません、ちょっとスラングっぽい感じでした失礼しました

要するに、どうなってんだよ!みたいな感じ

上の車が4日借りてそんな高いわけがない

 

あのさ800ドルって飛行機借りたんじゃねーんだぞ!

 

そんでオリジナルのリザベーションが126ドルでプラス税金と保険で、そんな高いわけない おかしいじゃん  って交渉すると338ドルになった

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左から二番目のレシートの下は800ドルとある

ジャパニーズなめんなよ!

 

フォーメーション

今日のミッション

フォーメーションフライトで空撮

日本語だと編隊飛行、やってる事はほぼ変態です。

 

小型機は空撮でも最も難易度が高い撮影

1、ターゲットが小さい。つまり超望遠撮影

2、プロペラを回さねばならない。ということは高速シャッターは切れない

これに比べりゃジェットの空撮なんて楽勝よ

 

こちらヘディング120度、高度1300、エアスピード100におとすんで抜いて下さい。

など指示をバンバン飛ばす。

しかもかなり揺れる。

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背面液晶モニター撮影ですいませんが、こんなイメージ

軽飛行機ダメな人はすぐ酔うぜ

私も軽く気持ち悪くなってきたので、

「すいません、帰り操縦してってもいいですか?」と操縦しながら帰還

車も運転してりゃ酔わないじゃん、

雲多いな〜

上がってみると1500ftで雲あるじゃん

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ちょっと今日は雲低いけど

短パンで飛べるのがハワイの魅力

 

しかし風が読めなくなっていた

ベースレグという進入中 フラップ二段下げ

「ちょっと高度高くないですか?」

風どっちから来てます?と教官

え…

今正面なので高く入らないとこのパワーなら下げられるのでファイナル(最終進入)ではいい感じになりますよ

と言われた通りに持っていくといい感じでランウェイ正面に

 

インチキパイロットだから たまにトレーニングしなきゃダメですね

こういうのは簡易なシミュレーターじゃわからないんだよな〜

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ようやく許可

Fainaly I did it って感じでしょうか、

現地でいろいろやり取りした結果 ようやく許可がおりて飛べたけど雲が多い…

今回も自費なのでショボいヘリR22

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こんなんでも2千万円以上

さらにパイロットが言うには「ハワイは保険料が高いんだよ。一月4000ドルだぜ」

ホントかわからないが月保険料40万円

ヘリって維持費がかかるんだよね〜

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確か水平対向空冷エンジン  125馬力 ショボっ…

これで飛ぶんだよね〜

ちなみに操縦は激しく難しいです。飛行機の比ではないというか種類が違う難しさ

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それじゃ上がってきます。

 

 

写真送って

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いきなり目の前にBMWのコンバーチブルが止まった。降りて来た人は

「どのくらい前からこきで写真撮ってる?」と尋ねてくる、注意されんのだろうか?

ここは撮影問題ないはず、しかも見たところ警察やセキュリティじゃないし

 

30分ー1時間くらいだけど、

「俺さ、ファルコンでさっき降りたんだけど、撮ってんの見えたんだよね〜撮ってたら写真送ってくんない?」

Let see, I’ll check….Falcon2000か?

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「おお〜それそれ N790DCって機体番号」

でも最終進入中に撮ってる私がホントに見えたのか?

彼の名刺は

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ヘルスケア会社でファルコン持てるんだ

さらに彼はそこのお抱えパイロットだ

さすがアメリカすげ〜な

しかし名刺に機体番号書いてあるのって初めて見たぜ、

 

向いていない

ホノルルで飛ぶのはクラスBエアスペースと言って無線も含めてレベルが高く緊張感もあり楽しい。

が、しかし

管制塔: Runway 4L clear to land.

1000ftから降下、フラップダウン、ベースレグ500ft

す、すいません You have control!

ええ〜ここで?と教官はなるが、その理由とは

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UPS なんとかheavy  clear for take offと聞こえたから

まあ窓越しだし、レンズも短いけど、こんな景色が飛んでて見えるのは目の毒

撮影する人にとっては訓練向いていない空港ですね(笑

ガソリンでいいよな

「この島は空港に燃料屋さんいないんだよ」

とか言いながら車のガソリンを入れるパイロット

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そういう仕様になっているから大丈夫だそうな

しかも裸足だし

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ところでこの空港って駐機料は月いくらなの?

「タダだよ、隣の島は月15ドルも取られるけどさ」

素晴らしい!

日本は田舎の空港だってかなり取られます。

渋いターミナル

昨日行ったある空港

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撮影は曇りだけど、シーリング(雲底)が高いので有視界飛行で飛べるコンディション

 

アメリカは気軽に飛行機飛べるわけよ

この気軽さを感じると日本で飛ぶのがバカバカしくなる

高くて手続きめんどうでうるさい、

くだらないよ〜というのがたくさんある

「楽しく飛ぼう」という気がないのが日本の空だからさ

ちなみにこの空港にDC8がいたけど場所が悪く撮影できず…悔しい〜

たらいまわし

空撮の細かいリクエストを事前にしていたのに

現地で航空局にたらいまわしにされ、昨日の空撮ができなかった

「これじゃたらいまわしじゃんかよ!」と言いたいが、「たらいまわし」って英語で…

 

そもそも日本語のたらいまわしの語源も知らないし…

 

というわけで

ヘリ会社を通じて鋭意交渉中だが目処は立っておらず

現地のエージェントいわく

「最近航空局の上が変わって厳しくなってさ、我々のオペレーションもこれこれがダメになったんだよ」

 

空撮は手軽にできるところとそうでないところがあるわけです。

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写真はイメージです。携帯撮影ですが…

どうなることやら、自腹だから無理して飛ばなくてもいいんだけどさ