自分でClear to Land

だいぶ前の話

お世話になっている教官と その空港で管制官をしているPilot訓練生とのフライト

皆さんATC(航空無線)のやり取りが苦労するそうだが、管制官なのでそこは完璧

だけど、管制官なので 自分で離陸許可、着陸許可を出す癖がついているので

 

自機がいい感じの場所、着陸経路に来て他が飛んでいないことを確認すると

自分で管制塔に向かってClaer to Land つまり「着陸許可を出してしまった」

 

まあ昔の話だし、同僚の管制官も状況が分かっているし、他機も飛んでいないんで教官もそのままにしていて

着陸後に

「今 誰がClear to Land(着陸許可)を出したの?」と質問すると

訓練生は ハッと気づいたそうな((笑)

今なら大問題になるけど、管制官がPilot訓練をするとそんなことも起こる話

 

地上だと余裕だけど、上空で飛行機を飛ばすとマルチタスクが求められるので、勘違いすることも多々あり

飛んでいるときのマルチタスクは飛んだ人じゃないと分からないので、飛べる人は飛んでほしいが

今回お会いしたヘリのファーストフライトの方(50代)は

「息子に空飛ぶのパパ カッコイイ!」と言われたんですよ!と張り切って訓練していた

うーん、なかなかいい話じゃないですか。

訓練入るとめちゃくちゃ大変だけど

ぜひ頑張っていただきたいです。

規制ありきだから

小さい機体だけど自分で飛行機を飛ばしていて、

さらにはアマチュアだがアメリカと日本で飛んでいて、日本の空の疎外感というか

変なところの規制が厳しい割にはちゃんとしていないところが不満というか

どうかしてるぜ!と思う

 

今回は熊本から天草に飛んで、ウニ祭りのウニを食べて帰りのフライト

 

アメリカは有視界飛行の場合フライトプランは入れる必要がないが、日本は5マイル以上飛ぶときは必須

だが、以前広島ヘリポートを一人操縦で離陸した時もそうだったが、ちゃんとした管制機関が存在しないため

フライトプランをオープンしなければならない(そういう作業がある)のに、スムーズにあけられない

 

写真は私がいつも乗る機体であるが

管制塔がある空港は 管制官がフライトプランを自動的にOPEN、CLOSEしてくれる

天草には管制塔みたいなものはあるが、フライトサービスと言って何の権限もない

これが天草エアラインなら、運航部があるので運航管理が離陸時にフライトプランをOPENしてくれる

 

要するにフライトプランを出してもOPENしないと飛べない

じゃどうすれば良いのか? と仲間に聞くと、

コクピットに座り、無線が天草の管制機関(みたいなもの)につながっているのに

わざわざ関西に電話をかけて、

「だいたいこんなもんだろ」という離陸時間を伝えてOPENしてもらうという、

きわめていい加減なやり方。

 

ちゃんとしているようで、全然ちゃんとしていない・・・

まあ、これが日本のお作法だが、アメリカの空と比べると、非効率で役所が仕事をわざわざ増やしているとしか思えないものが

たくさんあり、まだまだ改善の余地がある世界なのである。

ちなみに着陸したときも、関西に電話を入れて、フライトプランCLOSEお願いいたします。

と言わないと、

サーチ&レスキュー (救難捜索)が始まるので、めちゃくちゃ大事になるわけさ

定期訓練でウニ祭り

定期的に飛ばないと機長資格が切れて ただの人になってしまう

映画 紅の豚でも「飛ばねぇ豚はただの豚だ」

と言っているので、飛べるのに飛ばないのは、ただの人なので 今回もエアロスバルで天草へ

駐機場に停めて ウニ祭りへ

空港ターミナル内にある図書室で

自分の本 捕獲図鑑を発見

空港に飛行機の本が置かれているのは素晴らしい

ありがたいです。

熊本に戻って自分が飛んだ機体を見ながらコーヒータイム

いい時間です。

羽田でサイン

めちゃくちゃ仕事が忙しくなりブログ更新ができないでいる。

想定内だがゴールデンウィークあけたら今月はスケジュールが詰まっていて余裕がないと思っていたが案の定バタバタで

そんな中 羽田空港フォトコンテスト開場で審査員サインを

第二ターミナル展望デッキ入口で展示中

今年は画面キツキツのカットが多いから少し余裕をもって撮ってほしい

とはいえプリントは良いので会場で見ていただきたい

BA747データ化

GWの成果

1994年LA在住時撮影 British  と     Airwaysの文字の間があきすぎ

なぜなら写真下 British ASIA Airwaysが元のSHIPでASIAを消したからだろう

1997年撮影

フライトレーダーなんかないから

とりあえず成田に行くしかない

この時代はワールドTailと言って、各国の柄があって楽しかった

この柄を集めにロンドンまで行ったくらいだ。こういうのをデータ化して残しておかないとね

って97年って今から25年も前なのね・・・

そりゃ歳とるわけだよな・・・私25-26歳の若造の写真であります。

当然ポジフィルム、感度はISOじゃなくてASAの時代か

ASA64 感度はデジカメじゃないので変えられません!

今の人には信じられないし、意味わかんないと言われそうだぜ・・・

ウェストジェットで民族大移動

GWの話、カナダから成田へ新規就航のWESTJET

以前乗ったことがあるが、なかなか良い印象のエアラインで成田にはB787を投入

エアバンド(航空無線)を聴いていると、成田アプローチはランウェイ16L(B滑走路)への進入を指示

だが、そのあとに緊急着陸機が入り、その機体は16Lをリクエスト

なので進入機にはHOLD(待機)の指示が出て下のように円を描いて待機

緊急事態の機がB滑走路に着陸後は滑走路点検を行うためB滑走路が閉鎖となり、

WESTJETはA滑走路に変更の指示が

これを知った人たちはA滑走路へ撮影民族大移動、

写真は東雲の丘(B滑走路撮影地)から出る車で交差点まで数珠つなぎ状態に

まあ、これから週3便来るから別に慌てて撮る必要もないが

まあせっかく来たら撮りたいよね

というわけで、カルガリーから新規就航です!

私は早めに移動してとりあえず捕獲!

Aで待つかBに行くか?

昨日のNRT

横風が強くMAX29ノットとかそれ以上

よって午後はゴーアラウンド続出、二回目のTRYで降りられれば良いがダメならセントレアにダイバードした機体も

オフィスで仕事をしていて轟音が聞こえるとベランダに出るが、そうするといい感じでひねるものもあり

ベランダ撮影、ただしターンするポイントと高度はまちまちなのであたりハズレあり、

昨日撮らなければならない機体(番号集め)は17時発のエティハド航空と18時着陸のカタール航空

が、しかし

ゴーアラウンド続出だと、もう一回着陸になるので到着機の便数が減らない(下りないんだからそりゃそうだ)

となると出発便が出せなくなり、離陸渋滞に・・・

エティハド航空の離陸が遅れ、カタール航空の到着時刻が近い、カタール航空は通常B滑走路着陸で

成田アプローチを聴いているとBへ、

さくらの山でエティハド航空を撮る?それともBに行きカタール航空を撮る?

どっちを選ぶ?

 

いや、ここは動かない方が良いだろうと判断し

さくらの山でエティハド航空を捕獲

すると、想定内だがB滑走路ゴーアラウンドのカタール航空

再びBに行くかと真剣に無線を聴いていると、Aをリクエスト

陽も傾いてきたが、このままさくらの山で待機だな!

というわけで、撮っていない番号のカタール航空A350-1000

この時期じゃないと撮れない(陽が長い)ので捕獲成功!

 

しかしゴーアラウンド機を見ながら手をたたいて喜んでいる人がいるが、あれはよろしくない

CREWも乗客も目的地に着かないと大変だし、空港運用に支障をきたす

ダイバードした機体は夜戻り、それから出発

なので夜間まで家ではいつもよりJET音が聞こえていました。

F4ファントム乗りでも難しい

お仕事の打ち合わせで龍ヶ崎飛行場へ

ん?カメラに三脚、超望遠レンズをもったギャラリー多数

なんだなんだ、同業者か?珍しい飛行機でも来るんか?

と思い空港の方に聞くと

「野鳥の会の方々です、〇〇という小さな珍しい鳥が来るんですよ・・・」

〇〇は名前すら忘れた・・

 

空港で超望遠レンズって同業者かと思ったぜ!

 

飛行場と鳥は愛称悪いはずだが、生態調査にもなっていてお互いWINWIN

つまり、どんな鳥がいるか分かれば飛んでいて対策が分かる

 

私も岡南で飛んでいて、カラスは頭良いから心配しなくても良いけど、トンビは目標物しか見ていないから

よけないと突っ込まれるぞ!と教官に教わったりした

野鳥の会のことを教えてくれた方は元航空自衛隊のF4ファントムで偵察飛行隊?にいた方

その方ですら上の

「セスナ172難しんですよ全部マニュアルでしょ(オートパイロットなし)機械が介入しない

シンプルな飛行機ほど、技術が出るので飛行特性も出るし難しいんです

F4に乗っていたころはフライトクラブでC172(上)を飛ばしてもファイナルにアラインがうまく行かない

(最終進入コースにうまく乗れない)んですよ」

 

私はセスナ172はなんか乗りこなせず苦手な機体ではあるが、ジェット機乗りでも難しいと言われるんだな~

思えば18歳のときにここに初めて連れてこられ、(電車とタクシーで来たが)機体オーナーの方は

ベンツで来ていて、時計はブライトリング

この世界がまばゆく見えたぜ!

この日もベンツSクラスで来たオーナーが(上の写真は違うがイメージで)自分の機体を手入れしていた。

日本も空にかかわる人が不足しているから、こういうところを底上げしないとパイロットが増えないぜ

ヘリもしかり。

お金持ちの道楽ではなく、空の世界を広げるべく皆さん努力しておられます。

オーストリア航空成田再開

続々と便が戻ってきていて、撮影も忙しいNRT

5月2日からはオーストリア航空が復活

 

新塗装で青空バックの基本の写真がなかなか撮れなかったが、ようやく捕獲

仕事で使うには青空バックの新塗装が必須、フレーミングギリギリで撮らないのは版型で

オーダーで2:3よりも横が切られるサイズでも使えるようにするため

これね、

これまでも来ていたが曇りか、特別塗装(下)これだと使えない

それとかさ、これもよく来ていた

違いが分かるかな?上は旧塗装

ちなみに先々代の塗装もまだいるのでややこしい(下)

なので、青空で撮れるうちに撮る、これ鉄則!

晴れ予報も明日までだしね

 

オーストリア航空の仕事よくやってウィーンにもよく行ったし機内食撮り

CAさん撮影とかさせていただきました。

何機撮ってますか?

成田の撮影ポイントでお会いしたスポッターの方から

古庄さんクラスで、飛行機何機くらい撮っているんですか?と聞かれた

とても難しい質問ではあるが、その方はスポッター歴10年で成田、羽田で撮影していて2000機くらいで、そこからは効率が悪い(ダブりが出て集まらない)そうで、まあ旅客機が対象の話ではあるが

何機撮っているかと言われるとなかなか難しいものがある

GW中に集計したプロダクションリスト(機種別 製造番号順でチェックして何機撮影しているか)の結果が

エクセルの一番下、エアバスA380は製造機数254機に対して、製造番号でチェックして215機撮影済

つまりこれまで製造されたA380の 85%は撮影済

別の機体で言うと

MD11型機は98%撮影済

こういうリストを自分で作成すると、数字で結果が分かるのでめちゃくちゃ楽しいというか自己満足感がある。

なので何機撮っていますか?の回答はできないけど、かなりの数撮ってます。

これでB747、777、787もリスト化すると楽しいけど、とりあえずA340とか簡単でもうあまり撮れないものをリスト化してみよう

まあ成田に来るだけでもわりと集まるというか、成田乗り入れを撮るだけでも大変

ウズベキスタン航空なんかB767-300で来ていたが

先週の乗り入れ再開から787(下)になってんじゃん

もうさ、猫も杓子も787かA350

昨日の朝はトルコ航空の787でまだ未撮影だったSHIPを捕獲

毎日晴れると忙しいぜ・・・(笑)

日本乗り入れエアライン全機種撮影だけでも相当にハードルが高く、まあ地元成田で効率よく撮れるのでオーダーにも対応できて、仕事にもつながるのでありがたいです。

結局こんなんで GW、仕事だか休みだかわかりません・・・