タヌキ顔のNeo

セントレアでお仕事、来月はターミナル2もOpenするし、旅客需要増えてます。

もう1本の滑走路計画もあり、

夏休みなので空港は混んでいて、ランチをどうしよう・・・となっていたが

Flight of Dreamsへ行けば、メインターミナルビルよりは空いている(それでもいい感じで席は埋まっているが)ので、ランチ&お茶するなら涼しいしココ

そんで、お仕事撮影シンガポール航空A380狙いのオマケで、アシアナのA321Neoを捕獲!

A330NeoやA350と同じ顔仕様にしていて、パッと見分かりやすい

なかなか愛嬌がある顔していて、これもありかも。

どう?

キャセイ欠航表示だが飛んでいる

続:香港国際空港

ラウンジで余裕ぶっこいていると、香港在住スペシャルエージェントが空港に来て、外の様子を教えてくれた。

以下写真2点 HKG Special Agentより

上は出発階のバリケード、下は到着階に座り込みをするデモ隊

ラウンジにいると、出発案内は聞こえてくるのにCNNは全便出発便停止とNEWSで言っている。まあチェックインはできない状態と教えてくれたので、それくらい出発階はひどい状態だったのだろう。

空港の出発表示 だがじわじわとゲート番号が出るし、フライトレーダーもCancelledの表示から、出発時刻が現れる。

欠航なら代案を考えないといけないので何度も係員に聞くが「飛ぶよ、ノープロブレム」と余裕の返事だけ

そんで、ターミナル内のボードは

キャセイとドラゴンは欠航してません!との紙が

という事は、暴徒には空港運用停止と思わせておいて実際は運航、って作戦?

CXの根性なのか、まあチェックインできなくても乗り継ぎ客もいるし飛ばすんだろう。

というわけで、RRエンジン搭載のA350-1000の機上の人と無事になりました。

表示は飛ばないのに飛んでいるという貴重な体験ができたが、

ちょっと今回へんぴなところに行くのであと2レグ、さらには目的地に24時間遅れでホテル代、現地の航空券無駄にしたばかりか、最予約で被害額10万円オーバー。(保険適用外)

まあこういうこともあるさ。

飛ぶのかキャセイ

続:前回のキャセイラウンジより

ラウンジで仕事をしたり、ターミナル内で撮影をしながらラウンジを移動

キャセイラウンジは大きいし、4箇所あるしエンジョイできる。

夕刻になると怪しい香港在住のAgentが空港に来てくれ状況をレポートしてくれる(ホント)それによると、私の乗る便は空港WEBサイトはキャンセル

だがキャセイのWEBは定刻、どうなってんのか?

ラウンジで見るCNNは全便欠航と言っているけど、出発アナウンスもあるし、実際離陸している。まあニュースもあてにならんということだな

下の写真:後ろにCX機見えるでしょ。

ヒコーキ見ながらシャンパン飲んで、ハーゲンダッツ食べて、食糧あるし、シャワーもあり

悪くないんじゃない?つーか、住めるぜ、わりと快適

たぶん飛べるでしょ・・・




香港空港ナウ

昨日のブログの続き:高雄で降ろされホテルへ入ったが

深夜ホテルのドアの下からレターが

10時発になった、という事でバウチャーももらえ、まずまずのホテルでご飯を食べキャセイパシフィック航空が用意してくれたバスで空港へ

私の知識が古ければ教えていただきたいが、

確か運送約款では「天変地異、デモ、戦争、その他予期せぬ・・・は保証されない」はずだが、まあ人道的処置なのだろう。なのでありがたくトラブルを楽しむ

高雄~香港でもサンドイッチが配られ、

無事香港国際機場に到着

ただし乗り継ぎカウンターがこんな感じ、

この先の組んでた旅程がぐちゃぐちゃになり、頭の中で地図を描き、乗り継ぎ先目的地の「この空港は?」「じゃあここに飛べない?」など交渉

まあ「仕事人クラス」なので多少スムースな扱いをしていただき

相変わらず出発案内には「取消」の文字多数

だいたい、ランプエリアを見てもCX機の動きがいつもより少ないし離着陸もかなり少ない

あとは、すでに手配したホテル、レンタカー、現地のエアの変更、キャンセル作業をシャンパンを飲みながらラウンジで作業開始

さすがに展望デッキに行く勇気はなし(閉鎖か?)

こんなトラブルもどうやったら目的地に早くつけるか、エアラインの就航先と地理、時差の勉強になり頭が働いて、それはそれでわりと楽しめるし、カウンターでの交渉は英語力も試されるので、悪くないぜ!

キャセイパシフィック航空ダイバート

普段スケジュールはあまり書かないが、ネタ的に旬なので

今日のCX527便で香港へ、高度30000メートルのくつろぎの空間であったが

途中機内の地図が香港から行先が、台北、そして高雄へと変わった。

まあ、設定ミスかな?と思うとアナウンスが

「当機は香港空港ディストラクションにより高雄へ着陸いたします」

という事で高雄へ、

ここで数時間待機すれば飛べるか?機内から降ろされないけど・・・

想定されるのは乗務員の拘束時間オーバーで飛べなくなるか・・と思っていたら

「香港空港の見通しが立たないためここで宿泊となります」となり

入国の際はパスポートをキャセイパシフィック航空の係員に預け、さらには777-300ではハンドリング機材がないのか?預けた荷物は降ろせません となり

パスポートなし、着替えなし、というていの良い

「身ぐるみはがされた状態」(笑)でホテルへ

前途の見通し不明でふつうなら暗くなるが、この仕事なら

「次のセミナーのネタになるぜ」とか「これで記事書けるかも」とかポジティブに楽しく過ごせてしまいトラブル大歓迎

とりあえずCX527のサインを見ながらバスでホテルへ

前途の見通しなし、出発どうなんのかな?

カメラ機材は超広角から超望遠までフル装備で持っているが、着替えのパンツはなし、これがキツイな・・・


FSZ特設コーナー

世間はお盆休みらしく、10連休という方も

やはり変人じゃなけりゃ、会社員がいいな、定期的にお給料も入るし、とりあえず自営業と違い収入の心配はなし

「3日も雨が降れば食いぶちに困る航空写真家」とはわけが違う

そんなお休みの最中に、増築リニューアルオープンした富士山静岡空港に行くチャンスもあると思うが、2階のSHOPに特設コーナーを作っていただいた

ランウェイショップFSZの中に

夏休みの宿題に活用できる(かもしれない)本もあり、

だいたいさ、成田や関空規模ならともかく、地方空港でヒコーキグッズのSHOPは貴重だぜ!

大切にして応援しないといけないので、ぜひお立ち寄りください。

きっとこの時期、大気がクリア(お盆で工場休み)なら富士山見えるかもしれない。先月も富士山静岡空港から富士山見えたし、先週はNRTから富士山見えたくらいだから、昔より大気キレイなのよ

最近 光化学スモッグとか聞かないじゃん、(私が子供の頃はよく都内であったけどさ)

この夏お得な航空券は

海外ロケに行くために航空券を調査していると、この日たまたまビジネスクラスで安価な運賃が出てきたのはアシアナ

経営状況も厳しいようだし、現金収入が欲しいのかアメリカ行き、欧州行きのいいお値段が出ていた(見たときは)なのでスターアライアンスのマイルならありかも、

やはりこのご時世、ソウル経由は日本人控える人が多く値段が下がったのだろうか?

もう1社、キャセイパシフィック航空もお得な運賃があり

やはり先日のストの影響か、予約して香港で暴動やストで飛ばなくなるリスクを考えるとひかえてしまうのか?だから安価な運賃が出るのかもしれない

でも多少のリスク承知でワンワールドのマイルも貯まるしありかも

写真は伊丹空港千里川、多分高校生の頃の撮影

こうして航空運賃を見ても、旅行、航空業界、そして航空写真家や旅行ライター、ジャーナリストなどは平和があって、仕事がある。

同時に仕事に影響するから世界情勢って大事だよな~

なぜか暗黙のマナー

プロの航空写真家どうしでも、いろいろ情報交換するが、

空撮だけは

「どこのヘリ会社使ってますか?」とか聞かないし、聞かれたこともないし

空撮のノウハウや高度など無意識のうちに暗黙のマナーがあり

このあたりはなぜだか自然とそういう流れになっている。

 

まあ情報はお金の時代だから、現役バリバリでやっている人は向こうも聞かれたくもないし、私も教えたくない

私も自分のコネクションを使い、失敗を重ねて学んだ高度や方法があるのと、

航空図が読める、パイロットライセンスがあるので同じ土俵でパイロットや管制官と打ち合わせが可能

無線も場合によっては資格はあるので自分で管制塔と話す、事前に調整するノウハウなどが一応あるが

誰かの真似はそれほど難しくないが、0を1にするのは調整を含めて難しい

それでも、毎回機体や運航会社、場所によって規定が違い、写真のようにヘリの左後ろを開けて飛ぶだけでも日本とアメリカ、機体、運航会社によっても違いがあり、今回はアメリカの教官を通じてこの機体メーカーへ問い合わせまでしたくらい。

試しに飛んでみればいいが、その試しが数万円かかるのでコストを考えるとムチャできない。

まあ、そういう隠れたノウハウがあるから仕事になっているのも事実で、お互い切磋琢磨していけるから良いのかもしれない。

というわけで、今月も新たなヘリ会社にお世話になり、打ち合わせほぼ完了。あとは前日にブリーフィングをするのみだ!

人がおもしろい(EASAライセンサー)

この仕事をしていると、航空業界のいろいろな人に出会えるのも魅力

先日NRTのお仕事でスポットで撮影、これからCEBUパシフィック機がランプインしてくるタイミングだったが、

見知らぬ方が「ブログ見てます」と声をかけてくれた。

車両には〇〇エンジニアリング とあるので「メカ(整備士)の方ですか?」と聞くと、そうだと言う。

〇〇エンジニアリング勤務の整備士でセブパシフィックのメカニックという事は、どんな資格?

日本の航空局の資格でOKなのか? 世界標準(と私は思っている)のアメリカの整備士資格A&Pを持っているのか?尋ねると、

「EASA」(欧州航空安全機関)の資格を所持しているとのこと

日本人でEASAライセンサーは初めて会ったぜ!

この人すごそうだけど何者?どんな経歴でなったの?

EASAの資格ってどういう経験があれば取れるの? 

私はアメリカの航空会社にいたのと、訓練所でもA&P資格の訓練をしていた人もいたので、アメリカの資格は頭にだいたい入っているが、EASAの仕組みはぜーんぜん分からん。

今度お会いしてお話を伺いたいが、航空業界は奥が深いし専門分野が医者並みに分かれすぎていて、私は運航や航空会社設立、収支計算などは多少は分かるが、整備は完全に分野外。

ちなみに

「フィジーも担当してますので、また」

とおっしゃっていたが、そうかEASAのライセンスを持っていればフィジーもできるのか、という事はA330の限定資格がいるのかな?一人でチェックしてサインをして機体を送り出すって、縁の下の力持ちというか、お客さんの眼にはふれないけど、責任ある仕事だな~

と痛感した出会いだった。

航空業界を見続けて、20年以上、知らない世界がまだまだたくさんあります。だからおもしろい。


暑いときは飛べばいい

パイロット訓練時代(California)に、「飛んでいれば雲の上はいつも晴れている」とか

「暑いときは飛べ」とか、いろいろ教わったことを思い出し、連日暑いので上空へ

マリーアントワネットの「パンがなければケーキをお食べ」(実際は言っていないらしいが)のような嫌味なフレーズかもしれないが、飛ぶ人の基本として1000ft上がれば気温は2℃下がる。

この日は管制の許可を得て6000ftまで上がったら20℃と快適で過ごしやすい気温だった

青空で緑が見えて景色最高

ズームすると滑走路も見える

別にライセンスなくても遊覧飛行もあり

京成の車両基地が見える。

今回飛んでくださったPilotは、そのうちチェックアウト(私が機長として飛べるように認めてもらう)しましょうよ、と言ってくれるので、その気になるが、まずはメディカル(日本の航空身体検査)がとっくに切れているので取ってこないと。

そう、免許あってもチェックアウトしないとレンタカーみたいに、免許見せてもすぐに飛ばしてはくれないのさ。

Anyway 暑いときは飛ぶ。そうすれば涼しくなる。

なお1000ftで2℃は基本だが、ざっくりなので気温減率に関しては難しい話になって数式もあるので興味のある方は気温減率でググってみてください。

{\displaystyle \gamma =-{\frac {dT}{dz}}}

こんなような計算式で表されるが、私は数字に弱いのでよく分かりませんので、頭の良い方のWEBページを見てください。