契約書更新
ペーパーワークが多い年度末の今月
年間契約のお見積りを出すのに、消費税は10月から10%だけど、撮影は毎月だし・・・
4~9までは8%、それ以降は10%で見積り出すのか?
大きな会社は法務部があるけど、個人企業なんでよくわからん・・・と思って出したら
「お支払いは期末なので10%で出し直してください」とのこと
さらには
「環境省のグリーン購入法に基づいていること」
何これ?燃費が悪いと思われているコルベットで打ち合わせや納品に来るなって話で、チャリンコで来いという話か?
普段は公共交通機関を使って、庭の木々でCo2削減しているから、そのあたりで勘弁してもらおう。
ってそういう話じゃないな・・・
先月撮影した、グリーンな飛行機
騒音も静かだし、だったら成田空港24時間化に賛成します。
シャンデル55度
空撮ミッションはパイロット次第、ブリーフィングも重要だがいいパイロットに出会えたら
その人を指名するくらい、あまりないが以前飛んだ際は
この人ダメダメ、というPilotにあたってしまい、
具体的にどういうところがダメと会社に伝え、パイロットを変えて再びミッションやり直しで飛ぶことに、
(こちらも経費がかかっているから)
この間飛んだ方は、ブリーフィングばっちり、上空での指示に的確に動いてくれ確かな腕、安心感もある
特にセスナは、腕一本で勝負の世界だし。
こちらもPILOTライセンサーなので、多少は技術が分かるし、この高度でこれはないでしょ、とか
自分で操縦した方が手っ取り早いぜ というケースもある
しかし、今回の方はうまかった
飛行機は飛ばすだけじゃなくて、シャンデルとかレイジーエイトとか事業用ライセンスを取る際に行うテクニックがあり
セスナ172は奥が深い、めちゃくちゃ深い、
(後輩で今やB737乗りは、「もうセスナは飛ばせません、737より難しいです」とジェットとは違う難しさがあるそうだし)
別の仲間のPilotは(ジェット機教官機長)「給料同じなら今の機体よりセスナ乗りたいんですけど・・・」と言うくらい
もちろん各人の好みや経験にもよるが、それくらい難しく楽しい
シャンデル55度バンクへ突入!
シミュレーターで飛行機飛ばせる ジェット機も飛ばせるぜ という人はぜひセスナの実機でいろいろ体験してほしい、
目から鱗、セスナ172 なめんなよ!というくらい難しい
(下:先月操縦してたセスナ172、後ろはA330とか・・・)
シャンデル(という旋回しながら45度バンクを取り、上昇、180度ターン)
は大昔に訓練でやったことはあるが、今じゃ無理、絶対できない
しかしうまい人は「ターンコーディネーター」という計器の「ボール」をきっちり安定させて飛ぶとか
とにかくすごい。
こちらも
「1/2Mile Eastで」とか
「threshold でかぶせて」とか
「Abeam Towerで」とかPilot用語で指示をお願いすると、スムースに飛んでくれるのでありがたい。
航空券や手に入らないお宝も
21日はセントレア航空ファンミーティング
今回は 航空券も当たるプログラムや
昨年はセントレアで使われていたカートが抽選で三名の方に当たったが、今年はまたまた、実際に使われていたアレが
当たります。
かなり詳細な情報も出てきたので、詳しくはこちらを
https://www.centrair.jp/special/event/kokufan/
グッズ販売もレアものをご用意致しました。
それでは現地でお待ちしております。
年度末は書類多し
ふつうの会社に比べりゃ年度末とはいえ、楽な稼業だと思うが
「年度末なので完了届を出してください」
「経費精算書は早めに」
「契約延長したいので、次年度のお見積りを出してください」
「年間契約の納品漏れがないか確認お願いします」
などなど、今月は書類作業多しで撮影にあまり行けない
カメラマンと言えども仕事の場合は契約や指示書など、大きな企業とのやりとりは書類仕事多し
近年は「発注書」とかもあるし、これから写真家を目指す若者は、書類仕事覚えた方がいいよ~
撮ってるだけがカメラマンじゃない
適応する写真がないので、先月撮影したDC10の2号機、PIMA航空博物館
発展途上国で眼下治療を行っていたORBIS機 N220AU
現在はN330AU、MD10が後継機として運航中。
上の写真のN220AUって、以前もORBIS旧塗装で撮っているが、
エアライン時代にどこかで撮っていないかとチェックしたら
1989年ロンドン・ガトウィック空港で撮影していた。(当時17歳)機体番号G-GCAL
17歳の時に撮ったSHIPに46歳(今)でもまた会えるってどうよ。
冬休みの宿題が・・・
だいたい私の周囲には、子供の頃の乗り物好きから成長しない人たち(あ、俺もか・・・)
いや、美しく言うと「いつまでも少年の心を忘れないステキな方々」がおられるので
飛行機、車、鉄道好きが多い
そんで私は冬休みにコレをメンテして、いい感じに仕上げようと思ったが
(HOゲージ)場所取るんだよな~
冬休みはこの間出した著書「さくらの山発 旅客機マーキング図鑑」の執筆に追われ休みなし
その後、夜の息抜きでこれを眺めているのだが、今さらだが問題が
弊社FLEETSは日本型、アメリカ型、(欧州もいるがSLはなし)といるが、サイズのバランスが・・・
Union Pacific FEF Two Tone Glay おお~いい感じじゃんね(自己満足)
が、しかし
C58(門デフ)、ターンテーブルに対して小さすぎてバランス悪し、
ショボッ
まあ、そりゃそうだよね
日本車とアメ車じゃサイズがSLのサイズもぜーんぜん違う
ったって、貧乏あばら家としては、日本とアメリカの二つのターンテーブルは置けないし
兼用で行くしかない、
もう4月末まで、休みなしスーパーブラック企業だから、毎日少し眺めるだけで作業はできず
たまに、ターンテーブルを電動なのでまわすだけ、根暗であります・・・(後ろはC61 宮崎機関区仕様)
優秀なマーケティング
よく業界の人と話すと、イベントでもなんでもやはり日本の飛行機好きに受けるのはJALかANAネタ
いくらエミレーツがゴージャスだとか、シンガポール航空のビジネスクラスがすごい とか言っても
JAL、ANAネタにはかなわない。
もちろん本邦エアラインて言うのもあるが、
中には「ほかのエアラインは乗りません!」と宗教みたいなファンの方も多くいて、
マーケティングは良い意味で感心するばかり。
まあそれ以外のエアラインがあるから選べるわけで、そういった趣味嗜好を見ているのもなかなか楽しい
確かに自分も高校時代の飛行機好きバカ三人(私を含む)も
「俺は国際線を飛ぶJALだな」とか
「いやJASでしょ!」とか
「ANAの頑張っているところがいい」とか好みがなんとなく分かれた
私の場合仕事で、飛行学校からジェネラルアビエーション、航空会社の立ち上げ、社員数5万人のメジャーエアラインと勤務したが
仕事していて面白かったのはプライベートジェットの世界(だがこのあたりの話は一般受けしないらしい)
当然エアラインの世界もおもしろいけど、
航空もいろんなジャンルがあるから楽しいわけで
自分で飛ぶ、ジェネラルアビエーションの世界もおもしろいよ~
1990年代、会社の広告撮影@Long Beach California
食べるために飛びます
愛用のマグカップ
(アメリカで購入)現地のホームレスが汚れた段ボールに
「Will Work for Food」(食べるために働きます)と書いてよく道に立っているが
そのPILOT版で
WILL FLY FOR FOOD「食べるために飛びます」
今週月曜から空撮で10日間日程HOLDしているが、じゃあ10日間日当がもらえるかというと、そんなわけない飛んだ分だけ
晴れたら飛べるわけではなく、クライアント様のご要望&クオリティを保つために
・雨上がりは地面が濡れているから絵的にNG
・晴れでも、前日雨で気温低いと地面に乾いてるところとそうでないところがまだらになるのでダメ、
こちらのこだわりと言うか結果を求めると
・視程30km、さらにヘイズ(塵が少ないコンディション)
運航の問題で
・強風だとNG(今週強風でダメだった)
さらには
・管制官の都合(便数が多くて・・・)
・飛ぶパイロット都合(空いているか)
・機体が空いているか
が全てそろわないとダメ
飛ばないとお金にならないのはパイロットも同じでウェザーブリーフィングして、コンディションを聞いて私が
「このコンディションは飛ばない」と言えばチャージはゼロ
つまりみんな飛ばないとお金にならないわけ
だから無理せず、頑張って飛びます。
写真はイメージで、飛んだ先で自分で燃料を入れる(セルフ給油)
お支払いはクレジットカード(ホント)
誰にも合わずに給油して飛んで帰ることもある