誰でも発信できるけど

旧知の航空会社の広報マネージャーと食事に行った

いろんな業界の話や、世間話をして情報交換をさせていただくが、最近多いのが

 

航空券出してくれコールだそうで、

他のエアラインでも聞く話だが一人や二人ではなく

例えば

「取材したいんでファーストクラスの航空券出してください」

「どんなメディアや媒体に書かれるのですか?」

「いや自分のホームページ立ち上げたので、私航空WEBメディアなんでヨロシク」

と横柄な方とか、

 

 

 

この業界で20年くらいやらせていただいていて、私も多少の実績はあるつもりだが、とても

「ファーストの航空券出してくれ」なんて、そんな事は言えないビジネスクラスでもエコノミーでもそう

 

当然断ると

「お前の考えは間違っている!俺が誰だか分かってんのか?」

と説教するそうで

 

さらには

「どんな記事になるんでしょうか?」

「いや書けるかは乗って見ないとわからないし、書けるか分からないよ」

 

って言うような人までいるそうで、航空会社の広報さんも大変・・・

 

今やWEBで誰でも発信できる世の中だからこその弊害もあるんだな・・・

 

さすがに

あてはまる写真はないので、昔私が勤めていたビジネスジェット会社でオペレーションしていたリアジェットの写真を

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今見ると、少々時代を感じるな

このリア35、速いしなかなか楽しい機体です。

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機窓は翼端タンクが少し気になる、というか軍用機みたいだけどさ

再会がうれしい

砂漠の空港KINGMANにて

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Asia Pacific Airlinesの727、ウイングレット付き、

しかし727のウイングレットって意味あんのだろうか?昔デルタが試験して結局やめた

重量増加と燃費 どちらが勝るのか?

Anyway 機体番号N86425 って元「コンチネンタル・裏の釜めし屋航空」(よくそう言われていた)

じゃなかった「コンチネンタル・ミクロネシア航空」っぽいな・・・

 

早速調べると

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1999年新潟空港にて、自分がPILOTに書類を渡して運航のサインをしたことがあるSHIPだ!

 

テイクオフすると、道路工事が始まったような爆音のSHIPだが、アリゾナでスクラップになるのだろうか・・・

見分けやすいのもある737MAX

クライアント様から、アメリカ行ったらアメリカン航空の737MAX8撮ってきて

というオーダー

調べると20機いるので、「ハブのフェニックスとか便数あるLAXで張れば撮れんだろ」

という甘い考えでまずフェニックスで狙うがぜーんぜん来ない

さらにチェックすると737保有320機のうち20機 ってJAL、ANAと違い持っている機材の分母が違う

そのため、運航を調べてようやく捕獲、でも塗装が同じだとよく分からんというのが本音

 

しかし、こちらは

ん?787塗り?

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違うんです、737MAX

下はノーマル737-900

CF1902_05140

UAは分かりやすいじゃん

ウエストジェットも、こちらは新塗装になるのか?

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737MAXであります。

飛行学校ストーリー2

アメリカの訓練学校のストーリー

私も訓練生時代に失敗したし、免許とってからも大ミスをしたこともあるが

管制塔から「こんなヤツ単独で返せないから迎えに来い」と言われ、教官と飛んで迎えに行ったことも幾度とある

(二人乗りの機体で単独飛行すると、管制塔に捕まった訓練生は教官同乗で飛んで帰る、

なので迎えに行った飛行機は私が一人で操縦して帰るというわけ)

 

しかし最近の訓練生は昔とは違う

その彼はネバダのラフリンというところから、カリフォルニアの砂漠のブライスへ(南へ)向かい

ロストポジション(上空で現在地不明)してしまい、さまよった、

 

しかし、最近の訓練生は高度を下げて携帯の圏内にして、飛びながら飛行学校に電話、すると教官数名が航空図を見て針路をチェック

教官「ここのVOR(電波無線標識)拾えるか?」

教官「今どこのVOR何度方向にいるの?」

訓練生「●●度、DME(距離が出る)●マイルです」

教官「おまえ、そこメキシコ国境ギリだぞ!!!、直ちにヘディングノース!!」

危うく国境越えるところだったそうで

教官「ウエスト〇マイルにYUMAがあるからそこに降りろ!」

 

ここで本来なら迎えに行くのだが、燃料屋さんが閉まるので、燃料屋さんに教官が電話をいれて

「ウチの生徒がロストして、今から迎えに行くと燃料屋さん閉まるから、

明日行くから生徒にモーテル探してもらえないだろうか」と親切にしてもらったそうな

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今の訓練生は上空で携帯で知らせる。私が飛んでいた時代はなかった発想だぜ。

 

別にこんなんでも問題にならず、逆にこういう人は地文航法(地面を見て飛ぶ)のが苦手な分、計器飛行がうまくなり

エアラインに就職というパターンもある。(そういう後輩を知っている)

 

アメリカの空は広くておおらか、そういう環境素晴らしいぜ~

CP+お礼

昨日金曜日 朝一にもかかわらず大勢の方々にお越しいただきありがとうございました。

 

朝から並んでくださり大変恐縮です。

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(Photo by Luke OZAWA)

 

私は金曜は平日だし人少ないだろう、と思っていたら、毎年日曜日より金曜日の方が集客多いそうで、

飛行機は近年集客が見込めるので朝一で呼び込みをしたかったようで、

立ち見も出てありがたい限りです。

 

やはり今年はコレ押しなんだな

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キヤノンブースの後ろではスティッチ撮影、(複数枚撮影して貼り合わせる)したこんな

超鮮明な絵が

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キヤノンプリンタで出せる

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ライトステージ裏にあり、見られます。

 

今回個人的な印象だがSONY、登壇写真家ライナップ、ステージ、力入れてんな~って感じ

それに比べてNIKONが若干寂しい雰囲気。

CANON VS NIKONの長年の図式が変わりつつある。

 

あとはカメラメーカーのマーケティングとしては

60歳以上のお金持っている世代のニーズ=軽いカメラ

結果=ミラーレス という方向なんだな~

 

という印象を受けました。

明日もキャノンフォトサークルセミナー会場で登壇なので行きます。

CPプラス CPCルーム

日曜日の朝一のCPプラスの登壇は

キヤノンフォトサークルルーム

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駅から来た二階の動線

ここに30分前から並ぶ列を作るそうです。

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会場の中ではなく二階から(一階からも行けるが)

並ぶのは二階だそうで、ご注意ください。

飛行学校ストーリー1

私がアメリカにいた時代の子会社に飛行訓練学校があったが、

今も昔も飛行訓練学校はいろんな話題がつきない、まあそこで失敗した人たちも今やラインパイロットで安全に飛んでいる。

 

最近聞いた失敗談は、砂漠の空港ブライスというところにソロクロスカントリー(免許取る前に単独で遠くに飛ぶ)に行った生徒

 

私もソロクロスカントリーはブライスで、教官から

「いいか、コロラド川を過ぎたらアリゾナだから行き過ぎだからな」と言われ砂漠の上をフリーウェイを見ながらVOR(航法装置)で飛んで行った。

 

しかし最近飛んだ訓練生は空港が見つけられず(そんなに見つけづらい場所ではないのだが、彼は見つからなかったようだ)

燃料も少ないので、近くの畑を何度かローパスして、安全を確認して畑にソフトフィールドランディング(やわらかい場所への着陸方法)

すると、農家の人が集まり

「おまえどうしたんだ?」

「いや~ブライス空港が見つからなくて・・・」

「え?空港はすぐそこにあるぞ」

 

となり、燃料がないので、農家の人が車で空港に行き燃料を買ってきてくれ、給油して見送ってくれた。

 

これが日本なら大ニュースになるが、ノープロブレムなのがアメリカ

こうしてみんな免許をとって立派なパイロットになっていくわけさ

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「空港どこかな~見えねえな~」

CPプラス リハ

昨夜はパシフィコ横浜で行われるカメラショー

CPプラスのリハーサル

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イントロのEOS R撮影の映像に注目

撮ってもらったものです。

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新しい600mmね

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金曜 朝10時オープン1本目

朝一だからそんな混まないでしょ

キヤノン ライトステージでお待ちしております!