書き方の違いなのか

ここ最近、HONDAJETの納入が最多

とかいうニュースをちょろちょろ見るが

 

アメリカをこの前も3週間くらいうろうろ東から西、中央部と空港をまわり1機も見なかったし、そうなの?

と疑問に思い調べてみた。

 

別にホンダジェットにケチをつけるつもりはない、

アメリカの工場でアメリカ製の機体だがそれはそれでビジネスジェットを売るなら正解だと思う。

 

WEBニュースや発信元が車のWEBとかだと、ホンダジェットのプレスリリースをそのまま出しただけで、情報の出所が不明瞭なので

探すとGAMAというジェネラルアビエーション・マニュファクチャ・アソシエーション(旅客機以外の機体製造協会)へたどりつき、

アニュアルレポートを見ると、

 

メーカー別ではホンダジェットの三倍は 小型ビジネスジェットの老舗 サイテーションシリーズが売れている。

 

まあ新参者でホンダジェットがここまで売れている、

しかもバリエーションは1種類のみでというのはすごいこと

 

GAMAの2017年データで見るとHonda jet 43機に対して、サイテーション680Aは54機、ノーマルの680は9機、

 

うーむ、サイテーション680はちょっと大きいからカテゴリー違いなのか? そのあたりはどこにも書いていないので、

ビジネスジェットに縁遠い日本人なら、その数字で納得するけど、私にいわせりゃ同じカテゴリーなんじゃないの?と思う

そのあたりをメディア及びプレスリリースもはっきりしてほしい

やはり報道をそのまま信じちゃダメですな

 

 

いろんなビジネスジェットに乗ったし、オペレーションの仕事をしたし、毎年アメリカで撮影を頼まれている身分としては

HONDAJETは小型ビジネスジェットの分野では革新的だしすごいと思うけど

 

自分が買うなら、様子見 といったところ

個人的にはリアジェット35のオペレーションをしていたので、リアジェットがいいけど少々古い

 

スペックで言うなら

CF1807_07293

この後退翼、高高度まで一気に行くサイテーションXなんかがいい

 

日本人として悲しいのはBeech400、

CF1807_00813

三菱が開発、初飛行したけどビーチクラフト社に製造を売却、アメリカの機体として売られ現在も飛んでいる。

ね、悲しいでしょ~