そこは滑走路だぞ

ポジスキャンをしていると、昔の思い出がよみがえる。

 

今から20年くらい前のこと、アリゾナ州のフェニックス郊外のチャンドラーという空港(プライベート空港)

をめざして車を走らせる。

遠くにボロイ機体の尾翼は見えるが、空港へと続く道が見つからない、

枯草が舞う砂漠なので、突撃できないこともないが、

ガラガラヘビとサソリとブラックウィドー(毒クモ)の砂漠三点セットと会うのはこちらが車と言えども嫌なので道を探す

 

とりあえず事務所に行き撮影許可をもらうのだが、とりあえず砂利の少々広い道路があったのでそこを通り小さなオフィスへ顔を出すと

「撮影?ノープロブレムだが、おまえ どこから来た?」

そこのアンペイブドロード(未舗装)を走ってきたしたけど

「おめえ、そこはランウェイだぞ」

 

まあ私有地なので法律的にも問題ないのだが、そういうところは何度か通ったことある

だいたいランウェイを通らないといけない場所もあった。

 

そのチャンドラー空港がこれ

Chandller

今はプライベート空港は閉鎖されていて、Google MAPで見ると機体の残骸が見えるが

DC4など、渋いプロペラ機たちがたたずんでいた。

これで太平洋をJALが越えていたと思うと、同型機だがそんな機体に会えるのはとても素晴らしいことである。