767のドアの話

先日767をブログにアップしたら 767のドア配置の件でメールをくれた方がいたので解説

767-300ね、小さい写真だと分かりづらいけど

あくまでも私が導入にかかわった時代だから、最新情報ではない、でも名称とか多分変わんないでしょ・・・

 

これが基本の配置、ドアはA-III-III-AというものでJAL、ANAもコレ

翼の上に非常脱出口が2個ある

VH-OGI_SYD2

 

これに対して下は A-A-I-A、翼の前に大きなドアが二枚、翼の後ろに小さなドア、後部に大きなドア、

つまり脱出口が大きいから座席がたくさん積める、高密度配置も可能

CF1505US_03236

スカイマークの1、2号機もこの仕様、リース機だったのでオーダーした時はドアの変更は時すでに遅しだった

そのため日本初仕様なので、航空局の指示で当時このドアをオペレーションしていた台湾のEVAエアに視察に行き、航空局にレポートを書いて導入OKをもらった。

ちなみにユーロピアンタイプとも呼ばれるが、個人的にはこのドア配置が一番好き

 

そんで A-A-III-A と呼ばれるタイプは大きなドアが翼の前に二枚、翼上は非常口ドア1枚、最後尾に大きなドア1枚

OO-STF_ZRH

こういうのもある。

 

なお、おまけで こちらはレアな767-400ね

CF1606_02913

上の300に比べりゃスマートじゃん、

売れなかったけど、見た目のバランスは抜群だと思う。