航空でもいろんな専門分野があるが、私は正直整備とか製造設計などは弱く
運航や経営、営業などは自分でも航空会社時代にちょっとかじったことがあるので興味がある
その中でも特に需要予測や事業認可免許申請の原価計算や収支はわりと好きなのだが
最近空港民営化でいろんな空港ビルの方とお会いするので、差し支えない範囲で数値を聞いているが
入札で、これ入札負けた方がいいんじゃない???
と思うような案件もある。
例えば福岡空港は30年間の契約で入札で決まったのが 運営権取得費用4460億円(公開情報)
つまり一年で4460億円÷30年=148億6千万円オーバー支払わないといけない
まあめんどくさいから150億円にしておこう
150億÷12か月= ひと月に12.5億円支払わないといけない(家賃みたいなもの)
これを家賃と考えて、人件費やメンテ費用、などを考えると「お店の場合家賃は3割が原則」
と簡単に考えると毎月売り上げ42億円はほしい、
空港の収入はざっくりだが主に
・駐車場
・店舗の家賃
・着陸料や空港使用料
・直営店舗の売り上げ
福岡空港便数あるからって、当初の入札1500億円程度ならまだ見えてくるけど、
これ利益でるのかな???
真剣に計算すると、ものすごく手間だし不明な部分もあるから分からないけど
航空ビジネス 金額でかいぜ
でもこういうことを考えながら企業を見ているのもなかなか趣味としては楽しいわけよ
もし空港関係者が見ていたら、個人的な意見でいいので、それは間違いだ とか、
からくりはこうだ とかいろいろアドバイスください。
写真は先週 福岡空港で撮影したアークのSAAB340
まだアークいるんだ!
個人的にはアーク塗装好きだったな~