ランウェイエンドのまちがい

下地島ジェットスターセミナーのパワポを作成していてグーグルマップを確認すると

17エンド、そんな表記がグーグルマップに出るとは、と感心すると同時に

ん?なんかおかしくねえか?と改めて考える

そう、撮影ポイントなどで私もこれまで間違って書いたこともあるが、考えてみれば17エンドはここではない

だってPilot目線で見ればランウェイ17と言えばここから離陸滑走するから、エンドは反対側じゃん

一応確認のためICAO(国際民間航空機関)とFAR(アメリカ連邦航空法)を確認、さらに現役ラインパイロット、監督官庁空港運用担当者、アメリカで飛ぶ仲間と意見を聞くと

日本のラインパイロットは「マニアのいうランウェイエンドは違う」

監督官庁「例えばRWY16って書いてある側のエンドだから16エンドって地面で仕事している人は言うけど、本当は逆(つまりランウェイ16のエンドは34と書かれている側)です」

アメリカのPilot「Departure End」とか[Approach End]とか言いますが、ランウェイエンドと言えばPilotから見て先でしょ

つまりこの目線で見ると分かる

写真は以前撮影したrunway8Rだが、この写真で見れば分かるがrunway8Rは手前から始まるんだから、ランウェイエンドは向こう側。

じゃあ手前はなんと言うかというと、下の写真

ここの場所を言えと言われたら

「Over runway 21 threshold」スレショールドとかスレッシュホールドと言う

Overは上空なので、地べたの場合はいらない(写真は最終進入中)

そんでランウェイエンドで曲がれと言われたら、上の写真はランウェイ21だから着陸して一番先(向こう側)を曲がる。だからランウェイエンドは向こう側になる

なので、これからは

「成田さくらの山はランウェイ16Rのスレショールド」にあります。

「ランウェイ34Lのエンド」にあります という事です。

今後書くときは私も Thresholdスレショールド を使おうと思う