よく飛んでいる私としては「PILOTライセンスって取得にいくらかかるんですか?」
という質問を頻繁に受ける、もちろんそう思うのは当然のことだろう。
しかし車の教習所ではないので、お金を払い行けば猿でも免許が取れるわけではない、私を含むほとんどの人(私のまわりの学歴があまりないPILOT)が
「一生で一番勉強した」というくらい、第一の関門が学科試験、
参考までにFAAの問題集の一例を見てほしい、私は20歳のとき英語力ゼロでアメリカに来て、この問題を見て「大失敗した、こんな大変な事をやらなきゃならないのか、俺には無理だ、だいたい質問の意味すら分からん」とサジを投げそうになった。
正直フライト4割、学科6割(個人的感想)ってくらい学科大変、下記参照、公式サンプル問題
https://www.faa.gov/training_testing/testing/test_questions/media/parsampleexam.pdf
つまり「いくらで資格を取れますか?」という質問は「いくらで英語ができるようになりますか?」と聞いているのと同じで「費用よりも大事なこと、努力、根気がいるよ」ということ
しかしたまに、あんなアホでも飛べるんだ、と正直思うヤツもいるので頑張れる(笑)
写真はイメージです。
先日、撮影でお世話になった方は「53歳ですが、2019年よりフライトスクールに通い初めて、数年かけて何度も渡米し免許をとるつもり」という羽田のあるホテルの総支配人の方がおられて、私もとても励みになった。
なので、飛行機に興味がありこの人ならと思う方は、飛ぶと楽しいよ、と進めている
すげーざっくりだが、日本だと1000万円、アメリカなら300万円でPILOTライセンスが取れる(金を払っただけじゃ取れない+死ぬ気で勉強+努力しての話)よ、アメリカのスクール紹介しますし、さくら館でときどきイベントもさせていただいている。
このところ毎日飛んでいるが、古巣のロングビーチ空港、ジェットブルー、デルタ、ハワイアン、サウスウエスト、プライベートジェット多数の中、自分の手で飛ぶのは楽しいぜ~
でもときどき怖い、
とはいえ「怖いのは大切」と教官も言っているし、引き続き頑張って撮影の合間に飛ぼう
ただいまプリフライトチェック中