飛行機の訓練(ずいぶん前だが)のときも 失速訓練が怖く(私は)、もうそれはホント漏らしそうになるくらい怖く、なんとか克服したが、教官の中には「教官資格とってもしばらくは怖かった」という人もいるし、別のシチュエーションが怖いという人もいる。
まあ訓練機種にもよるが、私が乗ってた低翼機は失速にはいりづらいが、セスナ152・172は「スコーン」と失速に入り急降下、目の前に海が迫ってくることもある。
そんで今回のヘリは、まず離陸が怖い
1、ノーズを下げて加速、なぜ離陸するのにノーズ下げにゃならんのだ・・・
これで速度が上がってくると目の前は地面、少し操縦桿を押したら速度も出ているのでつんのめるという怖さ
2、工学を説明するとややこしいので省略するが、ここで速度がのってきて少し浮いたらPOWERを下げ、
なぜ離陸するのに一瞬パワー下げなきゃいけないのさ!地面近いし怖い~
そんでPOWER上げで60ノットで上昇
そう、まずはノーズを下げて前から風を取り込み加速するため、良く見ると離陸は前下がりが基本、下の写真もそうでしょ、
ほんの数度だが、コクピットで操縦桿を持っていると怖い、
こんな状況で「エアスピードインディケーター(速度計)なんか、見られねえよ」と思っていたら数日訓練すれば慣れてきた
「だいたい、飛行機に比べて計器が少ない」と言うと「計器飛行しないんだから必要ないし要件にも入っていない」と言う
見慣れた「姿勢指示器」がないとバンク角度が分からないじゃないですか?
「そんなもん外見て姿勢は決めろ!」by 教官
「ターンコーディネーターは?」(旋回時などに滑りを見る)
「上のリボン(毛糸)で判断せい」
まあ飛んでいるときは臆病者の方が良い(無理しない)と言われるので、怖いくらいで良いのかも(プロパイロットじゃないし)
そんで装備がしょぼいのは、この機体は「安いから」1時間235ドル(ヘリなら激安、南カリフォルニアは税金高いので、これでも良い方)で借りているので、装備は最低限、これでも毎日訓練で1.7時間とかのるから、毎日毎日5万円も使っている。
他にも高度が低すぎて怖いとかあるけど、飛行機よりも景色を眺めるには良い高度、人間の生活が上から眺められる
そんで、この日、訓練で飛んでいる最中に見て気が散った機体