一部の人にはウケる、いや一部の人にしかウケないが、飛行機の整備はannual inspectionをはじめいろいろあるが、ウチの「JA005R」が100時間点検中で写真を送っていただいた。
「ボーイングの整備は興味あるけど、ヘリの整備なんか興味ねえし」、と思わずに見て欲しいが、巨大なGEエンジンで「へえ~」となるのもいいけど、身近な車に近いエンジンはこちら、
PILOT訓練受けた人なら、エンジン型式や仕組みはみっちり習い、基本ともいえるベストセラー ライカミングの空冷水平対向
SUBARU乗りや空冷ポルシェ乗り、いや、昔車の免許とった人なら空冷分かるでしょ。
なおパイロット試験で、必ず口答質問でエアクラフト・パフォーマンスは聞かれるが、
「エンジンの型式は?」「出力は?」「種類は?」とか、このあたりは絶対に覚えていないと始まらない。
このライカミングエンジンはセスナ172、パイパーPA28、ロビンソンR22など水平対向四発の名シリーズ、上はR44エンジンなので六発
V6でも直6でもなく水平対向6発
なので以前ポルシェ930を持っていたときは、メカにうとい私でさえ「仕組みはパイパーやセスナと同じでしょ」と親しみがわいた。
ちなみにセスナ172、PA28、R22のエンジンはO-320 エンジンだとして排気量5240CC
これはO-540エンジンなので 540=キュービックインチだから 8870CC
水平対向8.9リッターエンジン ってすごくない
ちなみにお隣のR-66は
ジェットエンジン搭載なんで RR300 タービンエンジン搭載
これだけで、高そうな感じがするぜ。
でもさ、最近アメリカではR-66増えたよな~
昔は「ロビンソンのヘリなんて危ないし、あんなの乗らねえよ」、と言われていたのが、今や古いBell206を駆逐する勢い
警察仕様もあるので、コストダウンするにはアリなんでしょう。パトロールだったらこれでじゅうぶんだしね。
下はJA005R R44
写真を送っていただいた謎の会社員S氏、ありがとうございました~