ある方から母子家庭のシェルターの子ども達に「夏休みの思い出つくり」ができないか、という相談が来てこんなことをやることになった。
ある方とは、私の高校の恩師(パイロットライセンス所持の理科の先生)のお嫁さん(つまり息子の奥さん)。彼女は苦労人で、貧しい家庭で育ったそうだが、バイト3つ掛け持ちして自費で大学を出て、現在は有名商社に勤務しながら大学のビジネススクールに通っている。
私も親父はド田舎の中卒で、難病持ちでよく会社を休んでいた為、裕福とはほど遠い家庭で、高校までしかだせないと言われていた (頭がアホだったのは、とりあえずおいておく(笑) ので、程度はあれかなり共感できるので、このプロジェクトに賛同した。
17歳の時に、この高校の先生に調布から軽飛行機に乗せてもらい、非行少年、いや飛行したく「自分で空を飛ぼう」と決意して、高校を出てから二年間仕事してお金を貯めて単身アメリカにわたった。
現地の飛行学校でも、親から学費が出ている人たちとは、生活も取れる免許も異なり完全に差がついたが、いい経験ができた。
そんで、統計的に「貧乏の連鎖」というのはあるが、情報や体験というのは大事なので、今回 ある施設の母子家庭の子ども達にフライト体験してもらおうと思う。
ある施設というのは、母子家庭のシェルターなので、基本女性と子どもばかりなので、変態のターゲットになりやすく、名前は出さないでほしいそうで。しかし、フライト実施は、ご協力いただいた方に、記録をWEBなりなんなりで見ていただき、実施状況を報告。フライトの様子を共感していただきたい。
ただし、DVで逃げて来たり、さまざまな理由があって離婚届を出せない方など、事情ありの方も多いので、顔出しOKの子のみ
フライトを行う事は決定、 出発地は京都ヘリポートで 一人15分くらいの飛行
しかし、福祉施設の子ども達が飛ぶという思いを共感してほしいのでクラウドファンディングにしたいとの事
運航会社の匠航空の代表も「パイロットになるのはお金がかかるけど、お金持ちの子だけが飛べるのではなく、素質、適正がある人が飛んだ方が良い、それには一人でも多くの子どもたちが飛ぶという体験をしてほしい」と思っている。
というわけで、下のクラウドファンディングの詳細を見ていただければと思う。