私の年齢だと、キャブレターの車は乗ったことも所有したこともないが
当ブログをご覧の諸兄の皆様は「キャブ車」をご存知の方も多いだろう。
私が乗る飛行機もヘリも、ライカミング製O-360エンジンで、キャブレター(インジェクションモデルもある)
製造開始は1955年、セスナ172もアエロスバルFA200も、ロビンソンR-22も、全てO-360エンジン
超ロングセラー、名エンジン!
って2022年に70年前開発のエンジンだが、それだけ信頼と実績があるということ
現行型です。
こんなエンジンむき出しで良いのだろうか?と思うが、外部点検がやりやすいのでGOOD
型式O-360=360キュービックインチ=排気量5900cc
水平対向4気筒、空冷(エンジンのスペックや仕組みは試験に出る)
空冷ポルシェに乗っていたときは、空冷エンジンの仕組みを飛行機で勉強したおかげで、メカに弱い私でも多少は理解できた。
そんで、この時期は気温が低いので、秋以降は高層天気図でフリージングレベルを確認
気温減率は1000ftで2度だから、それをもとにフライト高度の気温を出し、キャブレターが凍らないように注意
しょっちゅう、キャブレター・エア・テンパーチャーを見てキャブレター内が凍らないようにしないといけない。
キャブレターヒートを引く(写真下の下のスイッチ)
飛行機の場合は着陸のみ引くが、ヘリはタイミングによって適宜引く
(飛行機も寒いとフライト中も引く) これでキャブレターが凍結しないで済む
これをミスるとエンジン停止になる。=飛行機よりヘリは断然危険
再始動はできないどころか、両手は離せないので、オートローテーションというテクニックで降りるしかない
しかし1955年製造開始のエンジンが2022年でも名エンジンって、
ある意味すごいよな、機体もそうだけど、日本製のアエロスバルも、このエンジン
やはり航空は Made in USA がスタンダードなんだな~
しかし、訓練ブログは反響も大きく、メッセージを多くいただく。
やはり飛びたいと思っている人、想定よりも多いんだな~
まあ免許とるのは大変だから、遊びでやればいいですよ
空を飛ぶって楽しいよ~、やるなら早い方がいいよ~
子供の頃にPilotになりたいとか、空を飛びたいとか思ったでしょ?
訓練すれば大空を自由に飛べるんだぜ、飛行機でもヘリでも楽しいよ~