ナブログ作成

飛行機やヘリの免許をとる方法って、知っているようでふつうは知らないので、

ダイレクトメッセージなどで、想定よりも質問が多いことに驚いてしまう。

まあそこらに教習所ないし、自費で免許とった人もふつうはレアというか、あんましいないだろうしね。

さて、本題。

「広島ヘリポートと、広島空港行くから、ナブログ作ってきてね」

と教官

ナブログとはナビゲーション・ログ、日本語だと航法計算書?

いや~、真剣に作成するのは20年ぶりだわ

ふつうの人は一から教えてくれると思うけど、こちらは

「飛行機のパイロットでしょ、できて当然」となる、

すっかり忘れたぜ、まずいぜ・・・

プロッター(専用の距離と方位を出す定規)で経路を出して、途中の山の高さや空域をチェック

チェックポイントや変針する箇所を書いて、

距離を出して、巡行速度を出せば、ポイントごとの所要時間が出る。

厳密には風を入れたり、いろいろやるが、飛行機の免許でやったので省略

しかしややこしいのが、パイロットの常識だが、地図の北は北ではない!

地軸のずれがあるので磁石の北と真北は違うので、

Variationと言って西行きは7度+、東行きは7度引く、(日本の地軸の場合)

詳細は

http://www.cfijapan.com/study/html/to099/html-to099/091a-Course_Heading.htm

さらにはデビエーションと言って、機体ごとのコンパスのずれも計算で入れるがこれは1度くらいしか

ずれていないのでまあ良い。

ヘリは 飛行機と違って基本手は離せないので、事前準備は飛行機よりも気を使う。

入るのに許可がいる空域の周波数は?高度は?

天気が悪い場合の代替え空港は?

広島空港へのアプローチはどうやって行うか?レポーティングポイントは?

VOR(電波標識)の周波数で何度の位置、10マイルでレポートするか?高度は?

言い方は?

これらを準備しておかなければならない。

三次元だから、降下するのはこの位置から、

2500ft想定だけど、雲があったら2000ftか?

その場合の山や送電線の位置は?

考えることいろいろあるぜ・・・

三次元の乗り物 おもしろいよ~

ゲームのフライトシミュレーターもあれば、羽田のラクジュアリーフライトさんのような本格派シミュレーターもあり、ラクジュアリーフライトさんは人気。

だけど実機で飛ぶ人は少ない。

なぜ?

みんなコクピットで写真撮ったりしているのをアイコンにしていたりするじゃん、四本線の肩章つけて撮影するとかさ、してんじゃん。

ホントは飛びたいんでしょ。

日本で航空身体検査とって体験飛行するのもありだと思うよ、わりと興味ある人も多いようだし、そういうパッケージでも作るかな

無線資格とれば、管制ともしゃべれるぜ。今年の目標にどうぞ!