レポーティングポイントとは、飛んでいて位置通報を行う場所
各空港には地名のレポーティングポイントがあり管制から
「レポート 竹原」(広島空港の場合 竹原市上空に来たら言ってね)など、言われる
しかし、定期便ではなく低い高度を飛ぶので、ずっと管制と話す必要はなく、
「もうこの先はレーダーで見えないので、それじゃあ」(Radar Service is terminate squawk VFR good-day )
と切られることもある。
この日の広島ヘリポートからの帰り道、関西TCA(管制エリア しゃべらくても良いけど喋った方が他機の情報をくれるので安全)
に入る手前で、うーん、チャート(上の航空地図)に尾道シープレーンベースが描かれているから、
「Over Onomichi Seaplane Base at 3000ft Eastbound」 と言うか、
そもそも先方のレーダー画面に「尾道シープレーンベースが描かれているのか?」
このあたりは、お仲間の元航空管制官で、現在セントレア付近で活躍中の田中さんに聞こうと思うが
悩んだ末にもう少し東に進み、福山市なら関西TCAの管制官も分かるだろうと推察
「2 miles South of FUKUYAMA at 3000ft Eastbound」現在福山市の2マイル南3000フィートで東へ向かっています
とコンタクト
すると
「Squawk 1506 Ident 」(トランスポンダ発信機に1506と入力せよ)
この1200というのを、言われた数字を入れると、レーダー画面に映る
すると
Radar Contact your position is 30miles south west of KIBI VOR, Altitude reed at 3000. (レーダーで視認しました、貴機のポジションは吉備VOR(岡山空港にある航空無線標識)より南西30マイルの位置で、高度は3000ftです)
とNAV AID(航空無線標識)からの位置と距離で言われる、という事は地名はレーダースクリーンに書いていないのだろうか?
飛びながら、考えることいろいろあるわけよ、
でも、少し慣れてきたので景色を見る余裕も出てきて、怖いよりも楽しいという感情が上回ってきた。こうして試験に向けて飛行時間を重ねております。
(規定の経験と飛行時間がないと試験に進めない)
写真はイメージです(以前撮影)。両手両足使うので、飛行機なら撮影できるけど、ヘリ操縦中はまだ私にはできない。