高知空港で燃料を満タンに入れて、熊本空港へ
フライトプラン提出OK、空港事務所で着陸料の支払いも完了
それではテイクオフ
高知空港からWESTへ上昇、高度いくつで行くか
途中四国山地もあり4500ftまで上がるが、雲がその高度にちらほらあるので、4000ftに下げたり、上げたり
FA200は6500ftで帰ったそうだが、ヘリは低い高度の方が良い。
そして右手に佐多岬、こちらの下は宇和島を通り、豊後水道へ
ここで「エンジン止まるとサメに食われる」ので、エンジン計器、オルタネーター(アンメーター)を細かくチェック
臼杵から九州へ入るが、高度を下げてもこの先に阿蘇山があるのでそのまま4500ftを維持
エアスピードは110KIAS(計器表示で110ノット)
根子岳をはじめ、阿蘇山が見えてくると熊本。
親父の実家が熊本の山奥なので、子供時代からなじみがあり
熊本空港のATIS(空港情報)を受信、
風は060から6ノット、使用滑走路は07 って背風じゃん
いきなり難しいぜ・・・俺若葉マークだぜ
熊本TCA(管制)にコンタクトして、今度は熊本タワー(空港管制塔)へ
すると
(使用滑走路は07だが)こちらは東(阿蘇方面)から降下進入中なので
Witch Runway are you request?. (どちらの滑走路を希望されますか?)
おおっ!それでは「ランウェイ25リクエスト」 真っ直ぐ入れるし、風も向かい風なので進入しやすい。
すぐに「Clear to LAND!」(着陸を許可します)と来たが、視程が悪く滑走路がまだ見えてこない
そうこうするうちに、小型機がランウェイ07からの離陸を要求、さらには
「ジャパンエア〇〇便、ランウェイ07に降下進入中」と入電
つまり私が進入降下している真正面から737がこちらへ向かって着陸のため進入している。(私がミスをすれば旅客機をゴーアラウンドさせてしまう)
ちょっと焦るが、ここで慌ててはいけない、ハリアップシンドローム(急ぎ過ぎて慌てて手順を飛ばしたり)になってもいけないが、90ノットで気持ち急いで降下
滑走路上で減速をすると、遠くに737のランディングライトが見えるではないか!
「エクスパダイ・バケート・ランウエイ」(至急滑走路をあけてください)の指示が来たので、そのまま誘導路へ進むと
「ジャパンエア〇〇、着陸を許可します」と聴こえてきた。
ふう~っ、こちらはヘリは若葉マークだぜ!
まあなんとかなったけどさ・・・
うーん、熊本空港おもしろいぜ、楽しいぜ!
(写真はイメージ)