撮られる側の気持ち

技量維持や自分のパイロット審査があり熊本空港へ

 

すると、「いつも空撮で写真撮る側で指示飛ばすけど、撮られる側(PILOT側)の気持ち

も分かっていた方が古庄さんのためになるでしょ」

とすでに空撮並走のお膳立てがされていて

TAKE OFF

これまでに何度も編隊飛行の撮影はしていますよ。近いし、プロペラをまわして撮りたいので

高速シャッターは切れずめちゃくちゃ難しいミッションですよ。

しかし撮られる側とは・・・

 

左席(機長)は私、右席には編隊長も務めるベテラン教官と二人で上昇後、

交信をしながら10時の方向のエアバスH130を追いかける。

ヘリだけどH130は、速ええな、こちらのFA-200じゃなかなか追いつかないぜ

 

Maintain Visual Separation 視認しながら近づいて距離を取る

そしてミッションスタート

Oops ち、近いぜ!と思い操縦桿を右に切ると

「ダメ、逃げるな、そのまま高度、速度、ヘディングを保て!」と教官

逃げると向こうが追いかけるから、向こうを信じてしっかり飛べ!

(撮影は右席の教官)

 

と言っても山も近いし、多少揺れし、突風とかあったらヤバイので

高度計、昇降計、速度計、方位をクロススキャンし、キッチリしっかり飛ぶ。

 

撮られる方もめちゃくちゃ神経使うぜ・・・

い、いや~勉強になりました。

 

なお、訓練空域で合法に撮影?いや編隊しているので安全だし、

ここでは「大人のブルーインパルスごっこ」みたいない4機編隊訓練を毎月やっている。

平均年齢60代だけど、皆さんバイタリティあるぜ!