写真家を目指す若い方から尋ねられたことがある
「雑誌以外でそんなに名前を見かけないときはどうやって食べているんですか?
あんまり貧しそうな暮らしをしてそうには見えませんが、実家がお金持ちですか?」
まあ、そう思うよね、
雑誌しか見なけりゃね。ちなみにウチは貧乏育ちでした(ホント)
趣味で楽しんで撮ってる方にあまりお金の事を言いたかないが、彼はカメラマンも考えているようなので
仕方なく申し上げるが写真家の場合
正直撮影のお仕事で一番収入が良いのが「広告」
名前は出ないが、広告は業界の常識として一桁違う
私の場合、ストック写真で広告になるケースと広告代理店依頼で撮影に行くケースがある。
もちろん航空雑誌以外も航空会社からのオーダーやカメラ雑誌、雑誌やTV向けのストック写真用意などいろいろオーダーがある。
そのさいに問題なのが天気
広告はイメージがある(かなり合成を先方がするが)ので、そのイメージに近い撮影をしてあとは先方お任せで加工するが
ないものは撮影アレンジしてもらい撮る
雨の場合、撮影延期OK
(写真はイメージね)
でも、撮影日が決まったら手続き、スタッフ(ディレクターや編集者、航空会社アテンドスタッフ)など大人数だから、リスケはなかなか難しい
しかもある大空港は
「雨は分かるけど、曇りの日は撮れるでしょ、だから延期は認めません」
曇りでも撮れよ! ってこと
それって結構困るわけよ
うーん、空が微妙・・・
でもさ、専門の人はポスター用に加工するとなんとでもなる場合もある。
これに後ろに10機くらい機体を重ねるとかいろいろやる。
でも曇りは曇り、それなりなんですよね~
ま、役所は分かってくれないだろうなぁ・・・