デルタDC7物語 N4887C

DELATA航空の元広報でお世話になった敏腕な女性スタッフが

久しぶりにアトランタにあるデルタ航空博物館に行き、少し前に博物館に入ったダグラスDC7の写真をアップしてくれた

 

最後にアトランタに行ったのはA350デビューの時なので、7-8年前?くらいだがその後の2019年にDC7が来たようで

DC7とは、1950年代の最新鋭機 JALも数機使用していた。

まだジェット化の前の時代でロマンがある。

昔のBOSS (JAL DC8パイロット)から DC6B、7C (セブンシー/七つの海になぞらえての名称)の話はよく聞いた

スタンダードのDC7、改良型のDC7B、DC7Cがあった

 

 

そんでくだんのDC7 機体(デルタ航空博物館)がこれで

https://www.deltamuseum.org/exhibits/exhibits/aircraft/dc-7b-ship-717

 

機体を見れば当然レジ(登録記号)をチェック

機体番号N4887C

ん?

え!

もしや・・・

 

なんか記憶にあるレジだぞ

(残念ながら人の名前は覚えないけどレジは覚えている)

なので、オフィスで探すと

1957年にデルタ航空にデリバリー 1968年まで使用されチャーター会社など数社を渡り歩き

1980年より山火事消化会社へ

 

おおおおお!このSHIPじゃん 撮ってんじゃん

N4887C

その際にアリゾナで撮影1993年チャンドラー空港

右のトラックが渋すぎる!

1997年同じ場所

ボディ下に消火剤タンクあり、

キレイな機体だが、すでに製造から40年以上が経過

これをレストアして2019年にデルタ航空フルカラーにしてアトランタのデルタ航空博物館へ移動させたわけだ

 

こういうのって、素晴らしいよね。

資金も手間もかかるが、元デルタで飛んでいた機体がデルタ航空博物館に入る。

 

日本も探せば元全日空のDC3とか日本航空のDC4とかいるかもしれない

(探してみたい)が日本に持ってきて展示、維持は難しいだろうな

 

コスト減のこの時代、こういう自社のヒストリーを伝える機体、とても大事だし、社員にとってもプライドになるし

OB・OGもうれしいだろうし、関係ない私も心ときめくしデルタ航空のイメージがよくなる

 

またアトランタへこいつ N4887Cに会いに行き、あのときアリゾナの空港で出会った君がこんなにキレイになって

と声をかけたいと思っている。