失敗したら一億円

ヘリのライセンスをとったのは良いが、アメリカだとレシプロ機もジェットヘリも乗れる資格だが、日本のライセンスに切り替えたら、試験に使用した機体のライセンスになる

私の場合 陸上単発レシプロ という等級限定

そんで最近タービン(要するにジェット)ヘリに乗せてもらうことが多く

エンジンスタートが

「チッチッチッチッチッ・・・ブゥォォォォォォ~、キュイィィィィン~」というスタート音で脳がとろけそうになり、乗せてもらった際にエンジンスタートにTRY

・バッテリーボルト確認

・エンジン温度確認(低くないとダメ)

・スタータースイッチ始動

・N1タービン15% 

・着火!(燃料投入)

・MGT(排気温度確認)ここで上昇しすぎたら、燃料レバーを至急カットして供給を止める

これ、ミスしたら冗談抜きで修理代1億円!

壊しても、誰も私に修理代の一億円貸してくれないだろう

こんなの販売していいのか?と思ったら、

ジェット機も少し古いヤツ(FADECなし)は同じでパイロットがエンジンスタートをミスったら大損害だそうな

そんな事を考えたら、エンジンスタートが怖くなり、やっている最中は

「脳みそがとろけた音」なんて聴くは余裕は全くなしになった

あ~あ、フライトジャケットにエアウルフ(1980年代のアメリカのヘリドラマ)のパッチつけて

エアウルフのテーマ曲を流しながら岡南飛行場での訓練に励んでいた二年前

想定よりもジェットヘリのエンジンスタートはミスが本気で怖く(高価なエアバスヘリはミスしないシステムがある)

隣で聴いている分には最高だが、自分でエンジンスタートやると脳みそとろける事はなさそうです。

乗せてもらう方が楽しいかもしれない(笑)

この世で最も甘美なサウンドと思っただんだけどな~

二番目のいい音はフェラーリの高回転サウンドかな・・・

それよりジェットヘリのエンジンスタートはしびれるぜ!