ロッキード社の機体は星やギリシャ神話にまつわる愛称をつけていて
旅客機だとL1011トライスター
P-3 オライオン(日本語だとオリオン座のオリオン)
C-130 ハーキュリーズ(ヘラクレス)
L-188 エレクトラ
などがあるが、
最も美しい旅客機と言われた
L-049 コンステレーション(星座)
型式は749だの1049だのバージョンが変わるたびに型が変わるが、一貫して愛称はコンステレーションを使用
カリフォルニア在住時の1994年キャマリロという空港で屋根の上で機体を洗っている人に撮影許可をもらい撮影
しかしこの機体の屋根の上はあぶねえよ!
機体番号N73544 軍用機塗装でパッとしないし、この機体飛ぶのかな?
と思っていたら1998年 オンタリオ空港にてN73544
キレイな塗装になっているし、しかも飛んできているし
製造は1955年、このときすでに40年選手
キャマリロ(地名)コニー(コンステレーションの愛称)
Queen of the Skies 空の女王と書かれている
いや~カッコいいじゃん
美しいじゃん!
その後アリゾナで何度か見かけて撮影するも、この機体は美しく世界で飛べる最後のコンステレーションとあって
募金が集まり(私も出した)
欧州にわたり、ブライトリング(時計)の広告機に
そんで2017年にスイスで再会した
さらに今はどうなっているのか調べたら、現在売りに出ているらしく
やはりこの手の機体を維持するのは費用もめちゃくちゃかかるのだろう。
さて、この機、今後どうなることやら
またフライアブル(飛べる)で再会できるのか、動向を見守っていきたい。
なおコンステレーションは
1940-50年代にパンナム、TWA,ルフトハンザ、KLM、エールフランス、カンタスなどが使用した、名機で
大西洋、太平洋線に飛んでいた輝かしい機体という歴史がある。