旅客機は専門範囲なので、やれB737-300だの、A330-200だの見れば分かるが
古い機体や軍用機は専門外
しかし、昔から軍用機は熱心に撮っていないが、珍しそうなものがあるととりあえず撮っておいた
こちらは2000年にモハビにフライトして隣に止まっていた機体を撮影
ゼロ戦っぽいけど、アメリカにはT6をゼロ戦色にして、AIR SHOWで飛ばして、アメリカ軍機と空中戦デモを行い
日本軍機がやられるというパターンが往々にしてあり、日本人としてはビミョーな気分になるので
似せた機体なのかゼロ戦のホンモノか見ても専門外のため分からないのであった。
なお機体番号はめちゃくちゃ小さく水平尾翼の下に書かれていて、N533TT
Nレジ(アメリカ籍)のゼロ戦(かもしれない)
そんで最近ゼロ戦のライセンスを持つB787パイロットにお世話になっていて、先日食事に行った際に
「もしかしてお乗りになっているゼロ戦ってN533TTですか?」と尋ね写真を見せると
「おお、これ僕がキャマリロから○○(地名を忘れた)までフェリーした機体で、今はミネソタかどこかのお金持ちが購入した機体です」
24年前に撮影した機体を最近近所のパイロットがフェリーしていて、ホンモノのゼロ戦だそうで
日本にも来た事があるゼロ戦だそうな
ちなみに翼端はウイングレットではなく、艦載機なので折れ曲がっているのか?と思いきや
エレベーターで空母の下に下す際にエレベーターの幅に合わせて、折れるようになっているとの事
日本には飛べるゼロ戦はないけど、アメリカには飛べるゼロ戦がある
まあゼロ戦をJAナンバーで飛ばしたら「戦争反対」なんて声も聞こえてきそうだが、
航空文化、航空大国アメリカとの差をこんなところでも感じます。