ポジは乳剤番号次第

今では考えられないほど、昔のポジフィルムは色が悪いものもあった

FUJIのフィルムはまずまずだけど、KODAKは安定しないものもあり特にスポッター御用達のコダクロームは不安定

プロラボに行くと乳剤番号(フィルムに塗られた溶剤みたいなもん)が書いてあり、自分のお気に入りの乳剤番号が入ると買い占めて冷蔵庫に保存するプロも多かった

この当時私はカリフォルニア州のプライベートジェット会社勤務

場所はロングビーチ空港内なので、完成したダグラス機がテストフライトすると撮影していた

当時のポジのはずれの色はこんな感じ

今じゃ見れたもんじゃないが、当時はこれで満足

というより、どうしようもない。

それがポジフィルムデータ化でPhotoshopで色調整、明るさ調整などを加えると

うんうん、見られる色合いに。

デジタル化万歳!昔のハズレコダクロームの色も調整できる。

写真はテストフライトのダグラスMD80型機@ロングビーチ

1990年代のカットがよみがえるし、もう撮れないデザイン&機体であります。