航空会社の浮き沈み

次の本に向けて粛々と打ち合わせをしたり、キャプションを書いたりしているが

外資系エアラインの移り変わりは改めて栄枯盛衰というか、新規会社ができてはつぶれを繰り返す

別に残酷ではなく、趣味として新しいエアラインができれば見ていて楽しい

 

先日も外資系エアラインの旧知の方と食事をしたり、教室に来てくれたエアライン勤務の方と話をしながら

「最近混んでるみたいじゃないですか、調子いいんじゃないですか?」と降ると

特に国際線は

「ええ、おかげさまで」(本音はウハウハです)という感じ

とはいえ、コロナの時は会社がつぶれそうな勢いで、毎日億単位のお金が消えていくというのが航空会社

 

じゃあ今は儲かっているから、その仕事を受ける我々のギャラが上がるかと言えば、そうでもなく

逆に混雑しすぎて宣伝する必要がない、特に外資系エアラインは日本人は貧乏だし円安だから乗らないし

という感じである。

 

考えてみれば私が米系エアラインに勤務していた約25年前はWEBチェックインとかなかったので

予約変更はカウンター、何かあればコールセンターなので同じ事務所にあった予約課に行けば、英語完璧な(たまに日本語少しおかしいスタッフもいる)予約課のスタッフがずらりと並んで予約変更の電話対応をしていたけど

 

今じゃ電話するのはトラブル発生時くらいなので予約課の人だってめちゃくちゃ少ないし、リコンファームもいらないので

日比谷や丸の内にあった外資系エアラインカウンターさえ、どこのエアラインも消えている。

そもそも最近はシェアオフィスだそうで、日本支社というものすらないようだ

 

そう考えると、私が憧れていた外資系エアライン(働く目線で)英語バリバリでカッコいいオフィスがあって

日比谷や丸の内、弊社は恵比寿だったが、一等地に事務所とカウンターがある時代はもう終わったようである

写真はたまたまSHOPをかたずけていたらでてきた、1994年SASタイムテーブル

東京(成田)~ストックホルム/コペンハーゲン線 多分DC10、いやB767か?どちらかだったはず

GOLDEN ERA いい時代でした