セミナーなどをさせていただくと、
「私もプロの航空写真家をめざしています」と声をかけてくれる若者がよく来る
まあ、それは良いのだが、
「どういう風にしてなろうと思っている?」と聞くと
ほとんどがノーアイデア、
そのうち仕事がどこからか来ると思っていたり、誤解を恐れずに言うとひどいヤツは
「航空会社紹介してもらえませんか?」というのもいる
そんな君の事なにも知らないのに紹介できるわけがないじゃん・・・
プロ同士でも、「紹介してくれっていうヤツはダメだよな」 というのが定番
ライターさんの世界でもそうらしい
カメラマンがライターさんに、どこどこエアライン紹介してよ。ってのはあり、その逆もある。
みんな、白鳥と同じで水の下で一所懸命かいている姿は見せないから勘違いしてしまうかもしれないが
この世界 おススメしないよ、食べて行けないよ、
とはいえ教室に来ていろいろ周りから教えを請い学んでいる若者がいる
彼に露出を学んでもらうために以前のメインカメラであったフィルムカメラEOS1Vを用意した(一応フラッグシップの現行型です。)
20代前半だがフィルム自体が初めてだと言う。
それを聞いて、歳を感じてしまったぜ
一応プロで中判カメラや645、6X7とか使った最後の世代が私くらいなのかもしれない。
もうフィルムを知らないプロも出てきているしね~
ちなみにポジフィルム(ネガではない)ものすごく露出がシビア、
よくこれで仕事していたぜ、高感度はISO400で雑誌でギリギリ使えるかという感じ
若者には今度フィルムの入れ方から説明しないとな~