続編:新潟空港のロシア機
当時コンチネンタル・ミクロネシア航空の新潟支店に勤務していたので、グアム行のB727が来る曜日は空港へ出社して、飛行機を出してくる(社員は1-2名のみ)整備は関空から応援かオンボードメカ(搭乗整備士)来ていた。
なので、制限エリアから撮影できた。
上:DALAVIAのTu154
今でこそ、制限エリアから撮影すると、個人の写真使用はNGと言われるが、
当時の新潟空港で、ヒコーキ撮るヤツなんかおらず、制限エリアから撮影してもノープロブレムであったし、写真を外に出すなという規定もない。
あるときは海上保安庁のSAABが来ていて、撮りに行ったら、「ウチの機体を撮ってくれてありがとう」と言われる時代。
そもそもネットもろくになけりゃ、スマホもない、のどかなころでした
ウチ(コンチネンタル航空)の隣の事務所が、アエロフロートやダリアビアなど、ロシア系エアラインのオフィスで、ロシア人クルーが車のパーツや、ボンネットを貨物室に個人用(と思われる)で搭載していて、国の違いを感じた。
コンチネンタルは、泣く子も黙るFAA(アメリカ連邦航空局)の規定を順守しているので、セキュリティも厳しく、私は本社訓練でセキュリティ・コーディネーターの資格を取り、運航便前後は目を光らせていたが、
中国西北航空とかロシア系エアラインは当時セキュリティも適当で、チェックインカウンターでも、セキュリティ検査機を通したあとのバックをお客さんがあけて、カウンターに設けられたフェンスの外の人ともののやり取りをしていて、(いわゆるX線検査機を通した意味がない)
「オメーら、ちゃんとセキュリティやれよ!その隣でチェックインなんかできねねよ!」と中国、ロシア系エアラインとよくケンカをしていた。(笑)
なお人の会社の事は言えないが(当方はB727)Tu154の離陸は、近所で道路工事が始まったレベルの爆音!(笑)がしていた。